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平成14年全国物価統計調査 結果の概要〔全国物価地域差指数編〕
付録 全国物価地域差指数の概要
1 指数の性格
全国物価地域差指数は、世帯が購入する各種の財及びサービスの価格を総合し、物価水準の地域間の較差を全国=100とした指数値で示した加工統計である。
2 価格資料
指数計算には、平成14年全国物価統計調査で調査した通常価格(211品目[374銘柄])のほか、小売物価統計調査の平成14年 11月の結果(35品目[42銘柄])及び平成10年住宅・土地統計調査の結果(2品目[3銘柄])を用いた。
3 ウエイト
ウエイトは、二人以上の一般世帯の消費支出金額(家計調査の平成14年平均)により作成した。
4 算式
指数は、次のフィッシャー類似算式により算出した。
ただし、
なお、市町村平均価格()は、財については、当該市町村の業態別平均価格を、世帯の購入先別支出金額を基に作成したウエイトにより加重調和平均して求めた。また、サービスについては、単純算術平均して求めた。
参考
1 分類について
(1) 基本分類
基本分類には、「総合」のほか、品目を使途によって分類した大分類、中分類などがある(詳細については、「分類項目一覧」の「1 基本分類一覧(エクセル:58KB)」参照。)。
(2) 財・サービス分類
品目を主として財であるかサービスであるかによって分類し、さらにこれを細分化している(詳細については、「分類項目一覧」の「2 財・サービス分類一覧(エクセル:41KB)」参照。)。
2 寄与度
総合指数に対する各分類項目の引き上げ(引き下げ)要因の寄与の大きさを示したものである。
例えば、ある地域の総合指数が106.7で分類項目Aの寄与度が4.1の場合、全国平均(100.0)より高い6.7ポイントのうち、 4.1ポイントを分類項目Aが引き上げていることを表す。