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I 高齢者の人口
高齢者の人口、割合ともに過去最高
65歳以上の高齢者人口(平成21年9月15日現在推計)は2898万人で、総人口に占める割合は22.7%となっています。これを前年(2818万人、22.1%)と比べると、80万人、0.6ポイント増と、人口、割合ともに過去最高となりました。
年齢階級別にみると、70歳以上人口は2060万人(総人口の16.1%)で、前年と比べ44万人、0.3ポイント増、75歳以上人口は1370万人(同10.7%)で、前年と比べ50万人、0.4ポイント増、80歳以上人口は789万人(同6.2%)で、前年と比べ39万人、0.3ポイント増となっています。(表1、図2、表2)
女性では初めて25%を超えた高齢者の割合
高齢者人口の割合は昭和25年には4.9%となっていましたが、27年には5.0%と、総人口の20人に1人が高齢者となり、60年には10.3%と10人に1人となりました。その後も上昇を続け、平成17年には20.2%と5人に1人となり、21年は更に上昇して22.7%となりました。
男女別にみると、男性の高齢者は男性人口の19.9%と、5人に1人が高齢者となりました。女性の高齢者は女性人口の25.4%と、初めて25%を超え、4人に1人が高齢者となりました。
なお、高齢者人口の割合が5ポイント上昇するのに要した年数をみると、5%から10%に上昇するには33年かかりましたが、10%から15%には11年、15%から20%には9年と短くなっています。(表1、図1、表2)