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平成31年4月26日
総務省
統計トピックスNo.119
統計が語る平成のあゆみ
総務省統計局では、新しい令和の時代を迎えるに当たり、平成の30年間を様々な統計の結果から振り返りました。
1 人口 人口減少社会、少子高齢化
- 人口減少・少子高齢化:総人口は23年以降一貫して減少。27年には75歳以上人口の割合が0〜14歳人口を上回る
- 「団塊の世代」が70歳に:30年で40歳から70歳に
- 未婚率が上昇:男女いずれも上昇傾向。女性の25〜29歳は半数超へ(2年:40.4%→27年:61.3%)
- 東京圏への転入超過続く:26年以降は5年連続で10万人超。大阪圏はほぼ転出超過。名古屋圏はほぼ横ばい
2 労働 雇用の流動化、女性の活躍
- 非正規雇用が増加:30年で1300万人増加
- 65歳以上就業者が増加:5.5%(元年)から12.9%(30年)へ
- 「M字カーブ」が変化:女性の年齢階級別労働力率は、「M字カーブ」から「台形」に近づき、アメリカを上回る
- 女性の社会進出:鉄道業や研究関係においても女性が増加
3 経済 デフレの時代から景気回復へ
- 完全失業率が上昇、バブル期水準まで低下:14年・15年とリーマンショック後の21年に最も高い水準(5.5%)。その後バブル期水準まで低下(2.3%)
- 消費支出が減少:5年をピークに減少傾向(交際費等の減少)
- 緩やかなデフレに:13年から緩やかなデフレに、「デフレの時代」にはサービス価格がゼロ近傍で推移
- 勤め先収入は減少から増加の傾向へ:9年をピークに減少。24年以降は増加傾向へ
4-1 その他 ライフスタイルの変化
- 「中食」への支出が増加:調理食品への支出が増加。食材費への支出が減少
- スカートからスラックスへ:スカートへの支出はピーク時の19.5%に
- 育児時間が増加:28年には妻の育児時間(増加傾向)が家事時間(減少傾向)を上回る
- 空き家が増加:全都道府県で上昇し、全国で1割超が空き家に
4-2 その他 インターネットの普及
- 移動電話通信料が増加:通信費は30年で2.2倍。移動電話通信料が増加し、固定電話通信料の5.9倍に
- ネットショッピングの利用が拡大:利用世帯割合は7.4倍に上昇
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(家計消費状況調査)消費統計課家計収支調査発表係 (03) 5273-1011