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カンボジア政府統計能力向上プロジェクト・フェーズ2
政府開発援助(ODA)の一環であるカンボジア政府統計能力向上プロジェクト・フェーズ2は、 人口センサス(国勢調査)や事業所リスティング(事業所名簿整備調査)支援を中心とし、 2007年4月23日から2010年9月30日までの予定で実施されています。 本プロジェクトは、国際協力機構(JICA)によるカンボジア計画省統計局(NIS)に対する技術協力プロジェクトですが、 総務省統計局を中心に、総務省統計研修所、(独)統計センター、(財)日本統計協会、(財)統計情報研究開発センター等が一体となって支援している官民合同型のプロジェクトです。
併せて、ノンプロジェクト無償資金協力見返り資金を活用して、カンボジア計画省構内に 新たに統計センターを建設しました(我が国が資金を全面的に支援し2008年1月14日竣工)。
カンボジア2008年人口センサス(国勢調査)については、 国連人口基金(UNFPA)及びドイツ政府と連携して協力しており、 我が国は技術協力と共に資金の約半分を支援し、2009年9月7日に確報結果がフン・セン首相により公表されました。
また、2009年全国事業所リスティング(カンボジアでは初めての事業所の国勢調査)については、 我が国が単独で技術及び資金の両面から協力しており、2009年12月9日に 確報結果がチャイ・タン計画大臣により公表されました。
本プロジェクトの活動内容(主に官側)は下のとおりです。
なお、2007年3月31日までは、統計研修支援が中心のフェーズ1を実施いたしました。