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2.高齢者の人口移動(日本人移動者)
東京都や大阪府などで転出超過
平成26年の高齢者の転出超過数を都道府県別にみると、東京都が4739人と最も多く、次いで大阪府(1065人)、長崎県(366人)など24都道府県で転出超過となっています。このうち、東京都の転出超過数は前年に比べ198人の減少となる一方、大阪府は259人の増加となりました。
転入超過数をみると、千葉県が2026人と最も多く、次いで埼玉県(2002人)、神奈川県(929人)など23県で転入超過となり、前年に比べ3県の増加となっています。このうち、千葉県の転入超過数は前年に比べ232人、宮城県は201人の増加となりました。(図3)
高齢者の都道府県間移動率は男性が65〜69歳及び90歳以上、女性は80歳以上で比較的高い傾向
平成26年の都道府県間移動者数(都道府県の境界を超えて住所を移した人数)を年齢3区分別にみると、高齢者は10万4852人(都道府県間移動者の総数に占める割合は4.6%)となっています。
高齢者の都道府県間移動率(男女年齢階級別人口※に対する移動者数の比率)を5歳階級別にみると、85〜89歳が比較的高くなっています。また、男女別にみると、男性は65〜69歳及び90歳以上、女性は80歳以上で比較的高い傾向がみられます。(表3)
※)「平成26年10月1日現在人口推計」
◆「住民基本台帳人口移動報告」の詳しい結果は、こちら(http://www.stat.go.jp/data/idou/index.htm)を御覧ください。