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平成13年社会生活基本調査 用語の解説
2. 世帯属性に関する事項
1.世 帯
住居と生計を共にしている人の集まりをいう。
一人で1戸を構えて暮らしている人や,間借り,寮・寄宿舎・下宿屋などに居住する単身者はその一人一人を一つの世帯とした。
2.世帯の家族類型
世帯をその構成により,次のように区分した。
- 夫婦のみの世帯
- 夫婦と子供の世帯
- 夫婦と両親の世帯
- 夫婦と夫の両親の世帯
- 夫婦と妻の両親の世帯
- 夫婦とひとり親の世帯
- 夫婦と夫のひとり親の世帯
- 夫婦と夫の男親の世帯
- 夫婦と夫の女親の世帯
- 夫婦と妻のひとり親の世帯
- 夫婦と妻の男親の世帯
- 夫婦と妻の女親の世帯
- 夫婦と夫のひとり親の世帯
- 夫婦,子供と両親の世帯
- 夫婦,子供と夫の両親の世帯
- 夫婦,子供と妻の両親の世帯
- 夫婦,子供とひとり親の世帯
- 夫婦,子供と夫のひとり親の世帯
- 夫婦,子供と夫の男親の世帯
- 夫婦,子供と夫の女親の世帯
- 夫婦,子供と妻のひとり親の世帯
- 夫婦,子供と妻の男親の世帯
- 夫婦,子供と妻の女親の世帯
- 夫婦,子供と夫のひとり親の世帯
- 高齢者夫婦世帯……夫婦のみの世帯のうち,夫が65歳以上,妻が60歳以上の世帯。
- 母子世帯……有配偶でない母と20歳未満の子供から成る世帯。
- 父子世帯……有配偶でない父と20歳未満の子供から成る世帯。
- 単身世帯……一人の世帯。
なお,この「世帯の家族類型」での夫婦とは,世帯内で最も若い世代の夫婦のことをいう。世帯内に2組以上の夫婦がいる場合の夫・妻とは,この夫婦に該当するものをいい,親,子供(未婚の子に限る。)とは,この夫婦からみた続き柄としての親又は子供をいう。
3.単身世帯の区分
単身世帯を,次のとおり区分した。
- 単身赴任……配偶者又は扶養親族のある給与所得者で,会社などの命令により生活の本拠としていた住居を離れ,一人で3か月以上(その見込みを含む。)生活している場合。
- その他
4.共働きか否かの別
夫婦のいる世帯を,夫と妻のふだんの就業状態により,次のように区分した。
- 夫が有業で妻も有業(共働き)
- 夫が有業で妻が無業
- 夫が無業で妻が有業
- 夫が無業で妻も無業
5.住居の種類
各世帯の住居を,その所有関係により,次のように区分した。
- 持ち家……その世帯が所有している住宅。登記がまだ済んでいない場合や,分割払いで支払いが完了していない場合を含む。
- 民営の賃貸住宅
- 公団・公営等の賃貸住宅
- 給与住宅……社宅,公務員住宅など,勤め先の会社・官公庁・雇主などが所有又は管理している住宅に住んでいる場合。
なお,会社・雇主などが借りている一般の住宅に住んでいる場合を含む。 - 住宅に間借り・寄宿舎・その他
- 住宅に間借り……他の世帯が住んでいる住宅(持ち家・借家・給与住宅)の一部の部屋を借りて住んでいる場合。
なお,その借りている部分が次の1〜3のすべてに当てはまる場合は,「住宅に間借り」ではなく「民営の賃貸住宅」とした。
- 他の居住部分と完全に仕切られており,専用の居住室がある。
- 専用の出入口がある(共用の廊下などを通って出入りできる場合を含む)。
- 専用の流しと便所がある(共用でも,他の世帯の居住部分を通らずに,いつでも使える場合を含む)。
6.居住室数
居住室とは,居間,寝室,客間など居住用の室をいう。玄関,台所,便所,浴室などは除く。
なお,ダイニングキッチン(食事室兼台所)は,流しや調理台以外の部分が3畳相当以上ある場合,居住室とした。
7.自家用車の有無
「自家用車あり」とは,所有権の有無に関係なく,世帯員が常時使用できる自家用車がある場合をいう。
ただし,業務用のみに使用している車は除く。
8.世帯の年間収入
世帯の年間収入とは,すべての世帯員の過去1年間(平成12年10月20日〜13年10月19日)の収入(税込み額)の合計をいう。世帯の主な働き手の収入に限らない。
収入は,仕事からの収入だけでなく,年金・恩給などの給付金,配当金,仕送り金などを含む。ただし,財産の売却,預貯金の引き出しによる収入及び相続,贈与,退職金など経常的でない収入は除く。
なお,この1年の間に新たに仕事に就いた人の場合は,その仕事に就いた時から現在までの収入を基に,1年間働いたとした場合の収入額の見積りによる。
9.介護支援の利用の状況
別居の親族からの手助けや介護サービス(訪問介護,日帰り介護)などをいう。
介護には,介護保険制度で要介護認定を受けていない人に対する介護も含む。
4. 1年間の生活行動に関する事項(生活行動編)(調査票A)