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  • 第3章 家計からわかる暮らしの特徴

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第2章 第4章

第3章 家計からわかる暮らしの特徴

家計支出の内容は、住んでいる地域によって違ったり、暮らしぶりの変化に伴い変わります。ここでは、家計からわかる暮らしの特徴を取り上げてみます。

1. 食生活から垣間見える土地柄

消費者の食生活には土地柄によって特徴が表れます。

都道府県庁所在市及び政令指定都市別の結果(二人以上の世帯)から、代表的な品目を取り上げてみました。

「さつまいも」の支出金額全国一の徳島市

徳島市の2021〜2023 年平均のさつまいもの1世帯当たりの年間支出金額は2,117円で、全国平均(1,219 円)の1.7 倍となっています。

徳島県で代表的な品種の「なると金時」は、栗のような食感と高い糖度が特徴で、県内の各地域によって独自のブランドもあります。

さつまいもの1世帯当たりの年間支出金額(2021〜2023年平均)のグラフ。全国、徳島市、堺市、大津市、奈良市、京都市の支出金額を示している

「さしみ盛合わせ」の支出金額全国一の北九州市

北九州市の2021〜2023年平均のさしみ盛合わせの1世帯当たりの年間支出金額は7,148円で、全国平均(4,365円)の1.6倍となっています。

玄界灘に面した福岡県は漁業が盛んで、魚介類が日常的に食べられています。
 

さしみ盛合わせの1世帯当たりの年間支出金額(2021〜2023年平均)のグラフ。全国、北九州市、福井市、福岡市、大分市、長崎市の支出金額を示している

「うなぎのかば焼き」の支出金額全国一の浜松市

浜松市は、うなぎのかば焼きの2021〜2023年平均の1世帯当たりの年間支出金額は5,149円で、全国平均(2,637円)の2.0倍となっています。

静岡県では、特に浜松市でうなぎの養殖が盛んですが、うなぎを活用した観光事業も行われていて、うなぎを代表的な食文化として全国にPRしています。

うなぎのかば焼きの1世帯当たりの年間支出金額(2021〜2023年平均)のグラフ。全国、浜松市、京都市、金沢市、名古屋市、東京都区部の支出金額を示している

下の表は、2021〜2023年平均の品目別「年間支出金額」又は「年間購入数量」が、全国で上位(青の太字は1位)である主な品目(食料)について、それぞれの地域の特徴を踏まえ、まとめたものです。

都道府県庁所在市

品目

札幌市 さけ、ウイスキー、他の生鮮肉(羊肉など)、さんま
青森市 ほたて貝、ビール、いか
盛岡市 中華麺、さんま、わかめ
仙台市 かまぼこ、わかめ、清酒
秋田市 生しいたけ、ほうれんそう、だいこん漬
山形市 中華そば(外食)、こんにゃく、他の果物(さくらんぼ、洋梨など)
福島市 納豆、桃、しめじ
水戸市 メロン、せんべい、しじみ
宇都宮市 いちご、サラダ、ぎょうざ
前橋市 ドレッシング、すし(弁当)、乳酸菌飲料
さいたま市 プリン、パスタ、チューハイ・カクテル
千葉市 キウイフルーツ、トマト、梨
東京都区部 チーズ、ワイン、バター
横浜市 しゅうまい、かぼちゃ、紅茶
新潟市 塩さけ、さやまめ、天ぷら・フライ
富山市 ぶり、オレンジ、もち
金沢市 ケーキ、れんこん、アイスクリーム・シャーベット
福井市 油揚げ・がんもどき、コロッケ、カツレツ
甲府市 ぶどう、あさり、まぐろ
長野市 小麦粉、えのきたけ、りんご
岐阜市 喫茶代、柿、和食(外食)
静岡市 まぐろ、しらす干し、緑茶、じゃがいも
名古屋市 すいか、和食(外食)、喫茶代
津市 バナナ、カステラ、小麦粉
大津市 コーヒー、他の洋生菓子、ハム
京都市 他の野菜の漬物(千枚漬など)、バナナ、コーヒー
大阪市 たこ、はくさい、乳飲料
神戸市 食パン、紅茶、キウイフルーツ
奈良市 牛肉、すし(弁当)、生しいたけ
和歌山市 梅干し、みかん、えび
鳥取市 かに、いわし、かれい、梨
松江市 しじみ、さば、あじ
岡山市 ぶどう、桃、ソース
広島市 かき(貝)、ソース、そうざい材料セット
山口市 あじ、しめじ、砂糖
徳島市 さつまいも、ハンバーガー、ちくわ
高松市 生うどん・そば、日本そば・うどん(外食)
松山市 他の柑きつ類(伊予かんなど)、たい、ちくわ
高知市 かつお、はくさい漬、飲酒代
福岡市 たらこ、鶏肉、風味調味料
佐賀市 干しのり、たい、ごぼう
長崎市 カステラ、あじ、かまぼこ
熊本市 合いびき肉、マヨネーズ・マヨネーズ風調味料、鶏肉
大分市 干ししいたけ、焼肉、鶏肉
宮崎市 ぎょうざ、焼酎、さば
鹿児島市 揚げかまぼこ、酢、焼酎
那覇市 かつお節・削り節、にんじん、ハンバーグ

政令指定都市

品目

川崎市 ジャム、おにぎり・その他、パスタ
相模原市 レタス、ピーマン、ベーコン
浜松市 うなぎのかば焼き、ぎょうざ、緑茶
堺市 はくさい、えび、たこ
北九州市 さしみ盛合わせ、ごぼう、たらこ

2. 最近の特徴的な支出

最近の家計消費の動き

2023年の消費支出は実質2.6%の減少となり、3年ぶりの実質減少

2023年の二人以上の世帯(平均世帯人員2.90人、世帯主の平均年齢60.2歳)の消費支出は、1世帯当たり1か月平均293,997円で前年に比べ名目1.1%の増加となりました。一方、物価変動(3.8%)の影響を除いた実質では2.6%の減少となりました。物価高騰、新型コロナウイルス感染症の5類移行、気温の上昇などが影響し、「外食」や「教養娯楽サービス」などが増加となった一方、「食料」などの幅広い分野で減少となり、2020年以来3年ぶりの減少となりました。

2023年における月別の動き

2023年の消費支出を月別にみると、1月は「教養娯楽サービス」や「外食」などが増えた一方、「通信」や「魚介類」などが減少し、実質0.3%の減少となりました。

2月も「外食」、「教養娯楽サービス」などが増加し、また、前年が「まん延防止等重点措置」により低水準だった反動もあり、実質1.6%の増加となりました。

3月は「通信」などが減少したほか、内食需要の縮小により「魚介類」などが減少し、実質1.9%の減少となりました。

4月及び5月は、新型コロナウイルス感染症の5類移行を控えたゴールデンウィークや全国旅行支援などで外出した人が増えたことで「教養娯楽サービス」、「外食」などが増加した一方、「通信」などが減少し、それぞれ実質4.4%、実質4.0%の減少となりました。

6月は、巣ごもり需要の反動により「家庭用耐久財」などが減少し、7月は、「魚介類」が減少したほか、猛暑などでマスクの需要が縮小し、「保健医療用品・器具」が減少したことなどで、それぞれ実質4.2%、実質5.0%の減少となりました。

図 3-1 消費支出の対前年同月増減率(二人以上の世帯)

消費支出の対前年同月増減率(二人以上の世帯)のグラフ。2023年1月〜12月の各月の名目増減率と実質増減率を示している

統計豆知識 〜名目と実質〜

「名目」とは額面どおりの金額で、普段私たちがスーパーなどで目にしている金額そのものです。一方、「実質」とは、物価の変動の影響を取り除いたものです。

支出金額の名目増減率は、支払った金額の動きを示し、実質増減率は、支払った金額(名目)から消費者物価指数の変化分を取り除いた実質的な金額の動きを示します。実質増減率は、数量や品質の変化分に当たります。

2023年における主な品目別の動き

「電気代」の1か月当たりの支出金額を月別にみると、「電気・ガス価格激変緩和対策事業」で2023年1月の使用分から値引き支援を開始したことなどの影響により、4月以降は前年同月と比べ、低い水準で推移しました。

図 3-2-1 月別支出金額の推移(二人以上の世帯)

電気代の月別支出金額の推移(二人以上の世帯)のグラフ。2021年1月〜12月、2022年1月〜12月、2023年1月〜12月の各月の支出金額を示している

「卵」についてみると、2022年10月以降、鳥インフルエンザの感染が全国各地で確認されたことによる、価格高騰などの影響で、2023年は1年を通じて、前年同月と比べ、高い水準で推移しました。

図 3-2-2 月別支出金額の推移(二人以上の世帯)

卵の月別支出金額の推移(二人以上の世帯)のグラフ。2021年1月〜12月、2022年1月〜12月、2023年1月〜12月の各月の支出金額を示している

マスクなどを含む「保健用消耗品」についてみると、2023年は、前年同月に比べ、特に新型コロナウイルス感染症が5類へ移行した5月以降、低い水準で推移しました。一方で、新型コロナウイルス感染症の影響がない2019年と比べると、高い水準が続いています。

図 3-2-3 月別支出金額の推移(二人以上の世帯)

保健用消耗品の月別支出金額の推移(二人以上の世帯)のグラフ。2019年1月〜12月、2020年1月〜12月、2021年1月〜12月、2022年1月〜12月、2023年1月〜12月の各月の支出金額を示している

「飲酒代」についてみると、新型コロナウイルス感染症の影響がない2019 年の水準に近づいており、1年を通じて、前年同月に比べ、高い水準で推移しました。新型コロナウイルス感染症の5類移行に加え、物価上昇などの影響があったと考えられます。

図 3-2-4 月別支出金額の推移(二人以上の世帯)

飲酒代の月別支出金額の推移(二人以上の世帯)のグラフ。2019年1月〜12月、2020年1月〜12月、2021年1月〜12月、2022年1月〜12月、2023年1月〜12月の各月の支出金額を示している

3. あの日には欠かせない この日には欲しい この品目

特定の日に購入が集中する「天ぷら・フライ」と「調理食品」

1年の中でも特定の日に購入が特に多くなる商品があります。

2023年12月の「天ぷら・フライ」の支出金額は、多くの家庭で年越しそばが食べられる大晦日の31日には142.5円と最も支出が多くなっており、年間を通じた1日当たりの平均支出金額の3.9倍になっています。また、フライドチキンやからあげなどがよく食べられるクリスマス・イブの24日にも支出が多くなっています。

また、「調理食品」の支出金額は、クリスマス・イブの24日に支出が増加しており、さらに、大晦日の31日には年間を通じた1日当たりの平均支出金額の4倍となっています。

図 3-3 1世帯当たり1日当たりの支出金額(二人以上の世帯)

天ぷら・フライの1世帯当たり1日当たりの支出金額の推移(二人以上の世帯)のグラフ。2023年12月1日〜12月31日までの各日の支出金額を示している。12月24日(クリスマス・イブ)は93.7円、12月31日(大晦日)は142.5円、年間(2023)の1日当たり平均支出金額は36.3円 調理食品の1世帯当たり1日当たりの支出金額の推移(二人以上の世帯)のグラフ。2023年12月1日〜12月31日までの各日の支出金額を示している。12月24日(クリスマス・イブ)は845.2円、12月31日(大晦日)は1608.3円、年間(2023)の1日当たり平均支出金額は416.1円

4. 変わる季節性

購入時期が早まる通学用かばん

商品の中には、消費者が購入する時期が、昔とは異なってきているものがあります。

通学用かばんの支出金額は、20年前は年末から年明けにかけて多くなっていました。10年前は秋頃から多くなる傾向がみられました。最近では春から初夏にかけて多くなってきているなど、購入時期が大きく変化しています。

最近は、ランドセルメーカーや小売店が、祖父母が孫のために購入する需要を見込んで、親が子を連れて帰省する夏休みシーズンや4、5月のゴールデンウィークを狙い、春頃から翌年用のランドセルの新商品の販売を開始するようになりました。また、ランドセルの色や素材は多種類から選べるようになり、人気ブランドやデザインによっては、早々に売り切れることも珍しくないため、購入時期が早まる傾向にあるようです。

図 3-4 通学用かばんの月別支出金額(二人以上の世帯)

通学用かばんの月別支出金額(二人以上の世帯)のグラフ。2021〜2023年度平均、2011〜2013年度平均、2001〜2003年度平均の各月の支出金額を示している

注1 2021年4月から2024年3月までの月ごとの平均

注2 2011年4月から2014年3月までの月ごとの平均

注3 2001年4月から2004年3月までの月ごとの平均

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