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2.消費者の低価格志向

 1世帯当たりの消費支出のうち,「食料」と「被服及び履物」はそれぞれ (-)1.7%,(-)6.8%の実質減少となり,いずれも現行の調査開始 (昭和38年)以降で最長となる10年連続の実質減少となっている。このよ うな長期的な減少傾向の要因として,世帯規模の縮小とともに,消費者の低価 格志向の影響が挙げられる。

(1)生鮮食品

 生鮮食品(生鮮魚介,生鮮肉,生鮮野菜及び生鮮果物の合計)について, 1人当たり支出金額,購入数量及び購入価格の推移を,昭和60年を100 とした指数でみると,1人当たり購入数量指数は,平成8年以降4年連続 で低下が続いていたが,12年は5年ぶりの上昇となった。

 一方,購入価格指数は,好天による生鮮野菜の価格低下の影響などもあって,平成11年,12年と2年連続で低下しており,1人当たり支出金額 指数も,11年から2年連続で低下している(図24,表17)。


図24 1人当たりの生鮮食品の支出金額指数,購入数量指数及び購入価格指数の推移(全国・全世帯)


 生鮮魚介,生鮮肉,生鮮野菜,生鮮果物それぞれについて,1人当たり 支出金額,購入数量及び購入価格の推移を,昭和60年を100とした指 数でみると,1人当たり購入数量指数は,生鮮魚介が平成7年以来5年ぶ りの上昇,生鮮肉が11年に続き2年連続の上昇,生鮮野菜も2年連続の 上昇,生鮮果物が9年以来3年ぶりの上昇となっており,4年以来8年ぶ りに4費目とも上昇している。

 一方,購入価格指数は4費目とも低下しており,1人当たり支出金額指 数も4費目とも低下している(図25,表17)。


図25 1人当たりの生鮮食品の内訳の支出金額指数,購入数量指数及び購入価格指数の推移(全国・全世帯)


 生鮮肉について,品目別にみると,牛肉の平成12年の購入単価は,7 年を下回っているのに対し,豚肉及び鶏肉の購入単価は,7年を上回って いる。一方,牛肉の1人当たり購入数量は,平成7年に比べて大幅に減少 しているのに対し,豚肉の1人当たり購入数量は増加,鶏肉はほぼ横ばい となっている。

 このように,牛肉は,相対的にみると単価が低下しているにもかかわら ず,1人当たり購入数量が減少し,単価の低い豚肉の1人当たり購入数量 が増加している。また,単価の高い牛肉から単価の低い豚肉に需要がシフ トしていることから,生鮮肉全体の平均購入単価指数の平成7年からの低 下幅は,牛肉よりも大きくなっている(図26,表18)。


図26 1人当たりの牛肉,豚肉及び鶏肉の購入単価指数,購入単価及び購入数量の推移(全国・全世帯)


(2)衣料品

 衣料品(男子用洋服,婦人用洋服,子供用洋服,男子用シャツ・セーター 類,婦人用シャツ・セーター類及び子供用シャツ・セーター類の合計)に ついて,1世帯当たり購入数量の推移を,昭和60年を100とした指数 でみると,平成6年をピークに10年まで低下が続き,9年以降は昭和60 年の水準を下回っている。しかし,世帯人員の減少の影響を除去するため,1人当たりに換算してみると,平成9年以降も昭和60年を上回っており,平成10年を底にして2年連続で上昇している。

 一方,衣料品の購入価格指数は,平成10年以降低下が続き,12年は 昭和60年を下回っている。このため,支出金額指数は,購入数量指数が 上昇に転じた平成11年以降も低下が続いており,4年以降9年連続の低 下となっている(図27,表17)。


図27 衣料品の支出金額指数,購入数量指数及び購入価格指数の推移(全国・全世帯)


 男子用洋服,婦人用洋服,子供用洋服,男子用シャツ・セーター類,婦 人用シャツ・セーター類,子供用シャツ・セーター類それぞれについて, 1世帯当たり購入数量の推移を昭和60年を100とした指数でみると,男子用洋服は平成5年をピークに7年連続で低下,婦人用洋服も6年をピークに低下傾向が続いている。これに対し,子供用洋服及び男子用シャツ・セーター類は平成11年以降2年連続,婦人用及び子供用シャツ・セーター類は10年以降3年連続で上昇しており,特に12年は男子用及び婦人用シャツ・セーター類の上昇幅が大きくなっている。

 一方,購入価格指数は,各費目とも平成10年以降低下しており,特に12年は低下幅が大きくなっている。このため,各費目とも平成12年は支出金額指数が低下している(図28,表17)。


図28 1世帯当たりの衣料品の内訳の支出金額指数,購入数量指数及び購入価格指数の推移(全国・全世帯)


 婦人用シャツ・セーター類について,品目別にみると,ブラウス,他の婦人用シャツ,婦人用セーターのいずれも平成12年の購入単価が7年を下回っているが,他の婦人用シャツの低下幅はブラウス及び婦人用セーターに比べて小さくなっている。一方,1世帯当たり購入数量は,他の婦人用シャツが平成10年以降3年連続で増加し,7年の水準を上回っているのに対し,婦人用セーターはおおむね横ばい,ブラウスは3年以降10年連続で減少が続いている。

 このように,ブラウス及び婦人用セーターは他の婦人用シャツに比べて単価が相対的に低下しているにもかかわらず,購入数量が減少若しくはおおむね横ばいとなっており,単価の低い他の婦人用シャツは購入数量が増加している。また,このような需要の変化により,婦人用シャツ・セーター類全体の平均購入単価指数の平成7年からの低下幅は,ブラウス及び婦人用セーターよりも大きくなっている(図29,表18)。


図29 1世帯当たりのブラウス,他の婦人用シャツ及び婦人用セーターの購入単価指数,購入単価及び購入数量の推移(全国・全世帯)

 表17 生鮮食品及び衣料品の支出金額指数,購入数量指数及び購入価格指数の推移(全国・全世帯)(エクセル:50KB)

 表18 主な品目の購入単価指数,購入単価及び購入数量の推移(全国・全世帯)(エクセル:19KB)

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