ここから本文です。
(最終更新)令和2年12月21日
03A-Q13 産業連関表
総務省政策統括官(統計基準担当)が5年ごとに取りまとめ公表している「産業連関表」により、経済構造や経済の波及効果を調べることができます。「産業連関表」は、一定地域において、一定期間(通常1年間)に行われた経済活動の実態(財貨、サービスの産業間の取引)を一つの表にまとめたもので、関係府省の共同作業により作成されています。
表の列(縦)には、その部門の財・サービスの生産に当たって用いられた原材料、燃料、労働力などへの支払い(投入)の内訳が示されており、表の行(横)には、その部門の財・サービスがどの需要部門でどれだけ用いられたのか、その販売(産出)先の内訳が示されいます。産業連関表は各産業部門における財・サービスの投入・産出の構成を示していることから「投入産出表」(Input−Output Tables)、略して「I−O表」とも呼ばれています。
⇒ 産業連関表(総務省) 5年周期刊
<問い合わせ先> 総務省政策統括官(統計基準担当)付統計審査官室(産業連関表担当)
TEL:03-5273-1088
また、経済産業省により、毎年簡易推計による「簡易延長産業連関表」(経済産業省) 」が作成されているほか、各都道府県においても地域の「産業連関表」が作成されています。
⇒ 延長産業連関表からみた我が国経済構造の概要 年刊
<問い合わせ先> 経済産業省大臣官房調査統計グループ経済解析室産業連関班 TEL:03-3501-6648(直通)
(参考)
- SNAの付帯統計としての「SNA産業連関表(内閣府) 」が内閣府経済社会総合研究所で作成されています。