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情報社会のための統計に関する |
[日 時] 平成13年8月30日(木)及び8月31日(金) [場 所] アルカディア市ヶ谷(私学会館) 東京都千代田区九段北4-2-25 [主 催] 総務省統計局・統計センター [後 援] 国際政府統計協会(IAOS) [会議の主旨] IT革命により経済・社会がかつてない質と規模の変化を経験しつつある現代にお いて、統計に寄せられる期待とその果たす役割は計り知れないものがある。我々は 何を捉えていくべきか、また、それらを統計によりどのように把握していくかにつ いて、各国政府、国際機関、経済界、学界、言論界等各界挙げての検討と議論が行 われている。急速に進行するIT革命に即応する統計が、今や喫緊の要請となってい る。 このような状況の下、今回、世界におけるIT先進国の一つである日本において、 各国の有識者等がその英知を持ち寄り、IT革命の現状を踏まえ、「情報社会のため の統計」について意見交換を行うフォーラムを設けることは、極めて有意義であり、 各国が21世紀においてIT革命の成果を享受し、飛躍的な発展を遂げるための大き なステップになるものである。 [テーマ] 本サテライト・ミーティングのメインテーマである「情報社会のための統計」について、 1)電子商取引の測定、 2)経済・社会におけるICT(Information and Communication Technology 情報通信技術) の影響と測定、 3)統計の作成・利用におけるICTの応用、 4)情報社会のための統計整備、実態把握、分析等に関する国際機関及び各国統計機関の 取組状況 など幅広く討議を行った。 [会議日程] セッションは招待論文発表と寄稿論文発表に分かれて行われた。招待論文はオーガナイザー に選出された者による論文発表であり、寄稿論文は参加者からの寄稿による。 ─────────────────────────────────────────── 8月30日(木) ─────────────────────────────────────────── 9:30〜10:00 開会の辞 久山 慎一(総務省統計局長) Dr. Paul CHEUNG (IAOS会長) 10:00〜12:00 基調講演 Ms. Heli JESKANEN-SUNDSTROM (フィンランド統計局) 「新世紀におけるICT統計 ─ 官庁統計の開発 ─ ICTの普及とその影響の測定」 Mr. Andrew WYCKOFF (OECD) 「情報社会に対応した測定方法及び新方針を目的としたOECDの取組」
13:30〜15:15 招待論文セッション1 国家統計機関におけるICTの利用 オーガナイザー: Mr. Maarten BOON (SIAP) 議長: Mr. Masayoshi MATSUSHITA (UNIDO) 発表者: 1.Mr. Wolfgang KNUEPPEL (共著者:Mr. Uwe KUNZLER) (Eurostat) 2. Mr. Ilpo SURVO (ESCAP) 3. 元橋一之 (経済産業省) 4. Mr. Maarten BOON (SIAP) |
13:30〜15:15 寄稿論文セッション1 議長: 渡辺美智子(東洋大学) 発表者: 1.桜井尚子(東京情報大学)(共著者:渡辺美智子(東洋大学),井上達紀(早稲田大学),浅野長一郎(創価大学)) 2.竹内光悦(立教大学) 3.河野康成(立教大学)(共著者:山口和範(立教大学)) 4.浅野美代子 (大東文化大学) |
15:45〜17:15 招待論文セッション2 ICTがもたらす生産性改善の効果の測定 オーガナイザー: 黒田昌裕(慶應義塾大学) 議長: Prof. Edwin R. DEAN (アメリカ ジョージワシントン大学) 発表者: 1.Dr. Jack E. TRIPLETT (アメリカ ブルッキングス研究所) 2.Prof. Bart van ARK (オランダ グローニンゲン大学) 3.黒田昌裕 (慶應義塾大学) |
15:45〜17:15 寄稿論文セッション2 議長: 田中辰雄(慶應義塾大学) 1.Mr. Ramasamy RAMACHANDRAN (マレーシア国立情報技術委員会) 2.田中辰雄(慶應義塾大学) 3.Ms. Rathina Pandi ASHA (共著者:Mr. Ramasamy RAMACHANDRAN)(マレーシア国立情報技術委員会) |
8月31日(金)
─────────────────────────────────────────── 9:30〜12:00 パネル・ディスカッション Eコマースの統計 オーガナイザー/議長: Mr. Hallgrimur SNORRASON (アイスランド統計局) パネリスト: 1.Dr. Barbara K. ATROSTIC(アメリカ センサス局) 2.Ms. Amanda ROWLATT(イギリス国家統計局) 3.Mr. Peter Boegh NIELSEN (デンマーク統計局) 4.伊藤孝雄 (総務省統計局) |
9:30〜10:30 寄稿論文セッション3 議長: 槙田直木(総務省統計研修所) 発表者: 1.Dr. Helmut MAIER (ドイツ ベルリン経済大学) 2.Prof. Antoni SMOLUK (ポーランド ブロツワフ経済大学) |
11:00〜12:00 寄稿論文セッション4 議長: 高見朗(総務省統計局) 発表者: 1.井上達紀(早稲田大学)(共著者:朝日弓未(立教大学),山口和範(立教大学)) 2.竹村彰通 (東京大学) |
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13:30〜15:00 招待論文セッション3 ICT指標の開発 オーガナイザー:大戸隆信(総務省統計センター),川崎 茂(内閣府) 議長:大戸隆信(総務省統計センター) 発表者: 1.Dr. Kyung Ae PARK (韓国統計庁) 2.Dr. Carlo MALAGUERRA (共著者:Mr. Matthias NIKLOWITZ, Dr. Maja HUBER) (スイス連邦統計局) 3. 前川正文 (総務省情報通信政策局) |
13:30〜15:00 寄稿論文セッション5 議長:澤田城二(総務省統計局) 発表者: 1.廣松毅(東京大学) 2.丸山智規(共著者:五十嵐義明)(三井情報開発(株)総合研究所) 3.Prof. Jozef OLENSKI (ワルシャワ大学,ポーランド国立銀行) 4.Dr. Lea BREGAR (スロベニア リュブリャーナ大学) |