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2 購入先別支出
消費支出(外食,家賃などのサービス費目や電気・ガス・水道などの公共料金等を除く。)について,購入先別の支出割合をみると,スーパーと一般小売店がともに32.8%と最も高く,次いでディスカウントストア・量販専門店9.8%,百貨店8.1%,生協・購買5.5%,通信販売(その他)2.2%,コンビニエンスストア1.8%,通信販売(インターネット)0.6%の順となっている。
購入先別の支出割合の推移をみると,一般小売店での購入は昭和39年の73.0%から一貫して低下しており,平成16年は32.8%となっている。一方,スーパーでの購入は昭和39年の7.7%から上昇傾向にあり,平成16年は11年と比べやや低下したものの,一般小売店と同じ割合となっている。百貨店は,昭和54年に10%を超えた後,低下が続いており,平成16年は8.1%となっている。生協・購買は昭和44年の1.9%から平成6年の5.6%まで上昇が続いていたが,16年は横ばいとなっている。このほか,平成11年と比べると,コンビニエンスストア,ディスカウントストア・量販専門店,通信販売での購入割合が上昇している。(表V-2,図V-3)
表V-2 消費支出に占める購入先別支出の推移(全世帯)
図V-3 消費支出に占める購入先別支出割合(全世帯)