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平成9年全国物価統計調査 結果の概要〔特売価格編〕
9 都道府県別の価格水準
- 大規模店舗では、九州地方の県で価格の低い品目が多く、東北地方の県で価格の高い品目が多い。
- 小規模店舗では、大都市周辺の県で価格の低い品目が多く、東北、北陸地方などの県で価格の高い品目が多い。
(1) 18品目について、都道府県別の平均価格(特売を実施しなかった店舗は通常価格による。)を調査市町村全体の平均価格と比べて、高い品目と低い品目の数を比較すると、大規模店舗では、福岡県、佐賀県、大分県をはじめとする九州地方の各県で価格の低い品目が多くなっている。一方、宮城県、山形県をはじめとする東北地方の各県は価格の高い品目が多くなっている。
(2) 小規模店舗では、群馬県、埼玉県、東京都、神奈川県、大阪府、兵庫県、奈良県などで価格の低い品目が多くなっている。一方、北海道、東北地方、北陸地方のほか、滋賀県、鳥取県、山口県、高知県などは価格の高い品目が多くなっている。

