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平成15年9月14日
総務省
統計トピックスNo.5
65歳以上人口は過去最高の2431万人 -「敬老の日」にちなんで-(推計人口、労働力調査、就業構造基本調査、家計調査の結果から)
総務省統計局では、「敬老の日」(9月15日)を迎えるに当たり、統計からみた我が国の高齢者のすがたについて取りまとめた。
要約
- 高齢者人口の現状と将来
- 65歳以上人口は過去最高、男性の高齢者が初めて1000万人を超える
- 65歳以上人口は男性1026万人、女性は1405万人
- いっそう高まる65歳以上人口の割合
- 65歳以上人口の割合は昭和25年以降年を追って上昇し、平成15年には19.0%と、総人口のおよそ5人に1人の割合となる
- 欧米諸国に比べて急速な我が国の人口高齢化
- 65歳以上人口の割合は今後も上昇、国際的にみて最も急速に高齢化が進む見込み
- 65歳以上人口は過去最高、男性の高齢者が初めて1000万人を超える
- 高齢者の就業と暮らし
- 高齢者の労働力人口比率は欧米諸国より高い水準
- 高齢者の労働力人口は487万人、労働力人口比率は20.7%
- 高齢者の有業率が高いのは長野県、山梨県、福井県など
- 都道府県別の高齢者有業率は長野県30.7%、山梨県28.3%、福井県27.7%、鳥取県27.4%、静岡県27.3%
- 高齢無職世帯の消費支出は勤労者世帯に比べ堅調
- 60歳未満の勤労者世帯の消費支出は減少しているのに対し、高齢無職世帯では増加
- 高齢者の労働力人口比率は欧米諸国より高い水準
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【参考】
- 高齢者
「高齢者」とは、一般的には65歳以上の者をいい、75歳未満の者を前期高齢者、75 歳以上の者を後期高齢者と分ける場合もある。
本文においても、65歳以上の者を「高齢者」と呼んでいる。 - 倍化年数
一般に、高齢化率が7%を超えた社会を「高齢化社会」、14%を超えた社会を「高齢社会」と呼んでいる。倍化年数とは、「高齢化社会」から「高齢社会」に到達するまでの所要年数であり、高齢化の進展を示す指標として国際比較などで使われている。
【問い合わせ先】
統計調査部調査企画課企画係
担当 : 羽渕課長補佐、今川係長
TEL : (03)5273-1159
FAX : (03)5273-1183
Eメール: r-kikaku@soumu.go.jp
【各項目に関する問い合わせ先】
- 高齢者人口の現状と将来
(推計人口)
国勢統計課人口推計係
TEL 03-5273-1009 - 高齢者の就業と暮らし
(労働力調査)
労働力人口統計室審査発表第一係
03-5273-1162
(就業構造基本調査)
労働力人口統計室企画指導第二係
03-5273-1190
(家計調査)
消費統計課審査発表係
03-5273-1174
10月1日 「住宅・土地統計調査」を実施します