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IV 高齢者の生活
高齢者の約6人に1人がインターネットを利用
高齢者のうち過去1年間(平成17年10月20日〜18年10月19日)にインターネットを利用した者は373万人で、高齢者人口に占める割合(行動者率)は15.1%と、約6人に1人が利用しています。
行動者率を男女別にみると、男性は20.7%、女性は10.7%と、男性が女性のほぼ2倍となっています。
「インターネットの利用」の種類別に行動者率をみると、「電子メール」が11.0%と最も高く、次いで「情報検索及びニュース等の情報入手」が7.1%、「商品やサービスの予約・購入、支払いなどの利用」が3.8%などとなっています。(表5)
高齢者の趣味・娯楽は自然に親しむ「園芸・庭いじり・ガーデニング」が最多
過去1年間に何らかの「趣味・娯楽」を行った高齢者は1701万人で、行動者率は68.7%となっています。行動者率を男女別にみると、男性は71.8%、女性は66.4%と、男性が女性より5.4ポイント高くなっています。
「趣味・娯楽」の種類別に行動者率をみると、男女とも「園芸・庭いじり・ガーデニング」(男性37.2%、女性38.7%)が最も高く、次いで「趣味としての読書」(男性28.2%、女性24.8%)となっており、以下、男性は「日曜大工」(24.0%)、女性は「編み物・手芸」(16.8%)となっています。(図4)
国内、海外観光旅行をした高齢者の割合はいずれも男性が女性より高い
過去1年間に国内観光旅行をした高齢者は1068万人で、行動者率は43.2%となっています。また、海外観光旅行をした高齢者は153万人で、行動者率は6.2%となっています。
行動者率を男女別にみると、国内観光旅行は男性が46.0%、女性が41.0%、海外観光旅行は男性が7.1%、女性が5.5%となっており、いずれも男性が女性より高く(国内5ポイント、海外1.6ポイント)なっています。(表6)