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平成24年経済センサス‐活動調査に関する地域メッシュ統計
結果の概要 全体版(PDF:5,810KB)結果の概要 分割版1(PDF:2,038KB) 結果の概要 分割版2(PDF:2,286KB) 結果の概要 分割版3(PDF:1,968KB)
平成27年3月20日
1.平成24年経済センサス‐活動調査に関する地域メッシュ統計について
「平成24年経済センサス-活動調査※に関する地域メッシュ統計」は、平成24年経済センサス-活動調査(以下「活動調査」という。)の調査結果を、緯度・経度に基づき、地域を隙間なく四角形の網の目(メッシュ)の区域(約1km四方の基準地域メッシュ、約500m四方の2分の1地域メッシュ)に分けて、それぞれの区域に関する統計データを編成したものです。
※活動調査は、平成24年2月1日現在で実施され、以下に掲げる事業所を除く全ての事業所及び企業が対象です。
- 国、地方公共団体の事業所
- 農業,林業に属する個人経営の事業所
- 漁業に属する個人経営の事業所
- 生活関連サービス業,娯楽業のうち、家事サービス業に属する事業所
- サービス業(他に分類されないもの)のうち、外国公務に属する事業所
2.編成の方法
活動調査において調査された事業所の所在地情報(住所)から、各事業所の緯度・経度を求め、その結果を基に各地域メッシュの区画に対応させました(アドレスマッチングによる方法)。
これにより、個々の事業所を当該事業所が属する地域メッシュの区画単位で集計することで、地域メッシュ別結果を編成しました。
詳細は、統計局ホームページの「地域メッシュ統計」より「地域メッシュ統計の作成(PDF:401KB)」を御参照ください。
3.編成結果から
事業所数
事業所数約545万4千※を約1km四方の基準地域メッシュ(以下「地域メッシュ」という。)に対応付けた結果は、国土にかかる約39万地域メッシュのうち、事業所が存在する地域メッシュ数は約13万5千で全体の34.8%となっています。また、事業所階級区分別にみると、1〜9事業所の区分が最も多く、事業所が存在するメッシュ数の58.3%となっています(表1)。
※事業内容が不詳の事業所を除く(以下同じ。)。
表1 事業所数階級区分別地域メッシュ数(エクセル:34KB) 地域メッシュごとに事業所数が多い順にみると、最も多いのは東京都中央区銀座一〜七丁目付近の8,265事業所となっており、次いで兵庫県神戸市中央区JR三ノ宮駅付近の6,878事業所となっています。平成21年経済センサス-基礎調査に関する地域メッシュ統計(以下「基礎調査」という。)と比較※すると、2番目に事業所の多いJR三ノ宮駅付近のメッシュがわずかに増加している以外は、ほか10位までのメッシュでは事業所数が減少しています(表2、図1)。
また、増減率でみても、全国的に事業所の減少傾向がみられます(図2)。
※活動調査においては、国・地方公共団体の事業所を調査対象としていないため、比較する基礎調査の結果は、国・地方公共団体の事業所を除いています(以下同じ。)。
表2 事業所数が多い順の地域メッシュ(トップ10)(エクセル:36KB)図1 全国 事業所数
平成24年経済センサス‐活動調査に関する地域メッシュ統計 事業所数(PDF:2,349KB)
図2 全国 事業所数増減率
平成24年経済センサス‐活動調査に関する地域メッシュ統計 事業所数増減率(平成21年〜平成24年)(PDF:2,362KB)
従業者数
従業者が存在する地域メッシュ数は約13万5千で、全体の34.8%となっています。また、従業者階級区分別にみると、1〜99人の区分が最も多く、従業者が存在するメッシュ数の63.3%となっています(表3)。
表3 従業者数階級区分別地域メッシュ数(エクセル:34KB) 地域メッシュごとに従業者数が多い順にみると、最も多いのは東京都千代田区東京駅付近の194,217人となっています。次いで東京都千代田区東京メトロ大手町駅〜中央区日本橋駅付近、東京都中央区銀座一〜七丁目付近の順となっており、東京駅をはさんで南北に上位のメッシュが並んでいます(表4、図3、図4)。
また、増減率をみると、事業所数と同様に全国的に従業者数の減少がみられます(図5)。
図3 従業者の多い地域メッシュ地図
図4 全国 従業者数
平成24年経済センサス‐活動調査に関する地域メッシュ統計 従業者数(PDF:2,368KB)
図5 全国 従業者数増減率
平成24年経済センサス‐活動調査に関する地域メッシュ統計 従業者数増減率(平成21年〜24年)(PDF:2,421KB)
都道府県別事業所数及び従業者数
都道府県別に事業所数及び従業者数の最も多い地域メッシュをみると、表5のとおりとなっています。ほとんどの都道府県で、基礎調査と同じ順位となっています。
表5 都道府県別事業所数及び従業者数が最も多い地域メッシュ(エクセル:59KB)東日本大震災による被災地域の状況
東日本大震災により甚大な被害を受けた東北三県(岩手県、宮城県及び福島県)について、地域メッシュ別に事業所数及び従業者数の増減率をみると、図6〜9のとおりとなっています。
基礎調査と比較すると、事業所数、従業者数共に全国同様に減少傾向がみられます。特に、海岸沿いの地域メッシュでは大きく減っていることが分かります。
※調査日において、調査の対象外(警戒区域又は計画的避難区域)であった地域にかかるメッシュについては、編成していません。
図6 岩手県〜宮城県塩竃市 事業所数増減率
図7 宮城県仙台市〜福島県 事業所数増減率
図8 岩手県〜宮城県塩竃市 従業者数増減率
図9 宮城県仙台市〜福島県 従業者数増減率
4.地域メッシュ統計の利用等について
次の項目については、「政府統計の総合窓口(e-Stat)」の「統計地理情報システム」 より地図と組み合わせた結果の閲覧及びデータダウンロードができます。
項目:基準地域メッシュ(約1km四方)
- 事業所数
- 従業者数
2分の1地域メッシュ(約500m四方)
- 事業所数
- 従業者数
また、全ての編成項目については、総務省統計図書館において結果表を閲覧することができます。
問合せ先:総務省統計局統計情報利用推進課情報利用企画室小地域加工統計担当
- TEL:03-5273-1025 (直通)
- E-MAIL:j-kakoutoukei_atmark_soumu.go.jp
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