ここから本文です。
平成29年8月8日
総務省
統計トピックスNo.102
我が国の人口重心 −平成27年国勢調査結果から−
人口重心とは,人口の1人1人が同じ重さを持つと仮定して,その地域内の人口が,全体として平衡を保つことのできる点をいいます。
国勢調査では,全数調査の利点をいかし,市区町村よりも小さい単位である町丁・字等や基本単位区(全国で約200万)別の集計を行っており,細かな地域分析を行うことにより,公共施設の適切な配置などの行政施策などに活用されています。
今回,平成27年国勢調査に基づく基本単位区別の人口を用いて,全国及び都道府県の人口重心について取りまとめましたので,御紹介します。
要約
1 我が国の人口重心は,南南東へ約1.6km移動(PDF:699KB)
- 我が国の人口重心は,東経137度02分15.84秒,北緯35度34分51.44秒。岐阜県関市立武儀東(むぎひがし)小学校(東経137度00分40.60秒,北緯35度35分08.15秒)から東南東へ約2.5kmの位置
- 前回調査(平成22年)の人口重心に比べ,南南東へ約1.6km移動
2 首都圏及び近畿圏の各県の人口重心は,おおむね東京都,大阪府の方向へ移動(PDF:699KB)
- 都道府県の人口重心についてみると,一部の県を除いて,首都圏の各県は東京都の方向へ,近畿圏の各府県は大阪府の方向へ移動
注)ここでいう「首都圏」とは,茨城県,栃木県,群馬県,埼玉県,千葉県,東京都,神奈川県及び山梨県を指し,「近畿圏」とは,滋賀県,京都府,大阪府,兵庫県,奈良県及び和歌山県を指します。
人口重心の算出方法について(PDF:699KB)
各都道府県及び市区町村の人口重心(エクセル:2,318KB)
【問い合わせ先】
統計調査部 国勢統計課 審査発表係
TEL : 03(5273)1156
FAX : 03(5273)1552
Eメール:c-shinsa@soumu.go.jp