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6 家計の収入の種類


恩給・年金が主な世帯は平成2年に比べ大幅に増加
- 主な家計の収入の種類をみると,賃金・給料が主な世帯が29,528,550世帯(一般世帯数の63.1%)と最も多く,次いで恩給・年金が主な世帯が8,871,488世帯(同19.0%),農業収入以外の事業収入が主な世帯が3,612,099世帯(同7.7%)などとなっている。このうち,恩給・年金が主な世帯は,10年前の平成2年に比べ4,055,277世帯,84.2%と大幅に増加している。
- 世帯の家族類型別に主な家計の収入の種類別割合をみると,いずれの家族類型においても賃金・給料が主な世帯の割合が最も高いが,夫婦のみの世帯と単独世帯では,恩給・年金が主な世帯もそれぞれ39.6%,21.9%と高くなっている。また,「その他の親族世帯」では,農業以外の事業収入が12.3%,農業収入が6.5%と高くなっている。
- 恩給・年金が主な世帯の増加率を都道府県別にみると,すべての都道府県で増加している。このうち増加率が100%を超えたのは,埼玉県,千葉県,神奈川県,愛知県,静岡県,茨城県,岐阜県,奈良県,栃木県,滋賀県の10県で,大都市の近辺の県に集中している。