ここから本文です。
平成12年国勢調査の結果の構成


国勢調査は国内のすべての人口・世帯を対象とする極めて大規模な統計調査であり,集計される統計表の量も膨大なものとなります。
そのため,一度にまとめて集計すると,最初に結果を利用できる時期が遅くなることから,幾つかの段階に分けて結果の集計・公表が行われています。
平成12年国勢調査の結果も,集計が完了したものから逐次公表されます。集計は全国についてだけでなく,都道府県別,市区町村別にも行われます。ただし,集計される統計表の種類や統計表で用いられる分類の細かさは,全国レベル,都道府県レベル,市区町村レベルで(統計表によっては市区町村の人口規模でも),それぞれ異なっています。また,基本的な統計表については,市区町村の区域を町丁・字等によって区分した地域についても集計されます。さらに,統計上の地域区分として設けられている人口集中地区,地域メッシュなどについても,統計表が作成されます(国勢調査で用いられている地域区分については,「III 統計表で用いられる地域区分の解説」参照)。
ここでは,平成12年国勢調査結果にはどのようなものがあり,どのような形で利用できるのかを解説しています。