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5 産業別就業者数


外国人就業者のうち製造業,卸売・小売業,飲食店,サービス業,建設業で全体の9割を占める
○ 平成12年の外国人の産業別就業者数をみると,製造業が24万8千人(外国人就業者数の36.2%)と最も多く,次いで,卸売・小売業,飲食店が15万5千人(同22.6%),サービス業が15万人(同21.9%),建設業が5万7千人(同8.3%)と,これら4産業で全体の約9割を占めている。これを日本人の産業別割合と比べると,製造業の割合が高いのが目立っている(日本人では製造業が19.2%)。
次に,産業別割合を国籍別に見てみると,ブラジル,ペルー及びベトナムでは製造業が70%以上を占めており,一方,カナダ,オーストラリア,アメリカ及びイギリスではサービス業が70%以上と高くなっている。また,ミャンマーでは卸売・小売業,飲食店が60%以上となっている。
表7 国籍別外国人就業者数及び産業別割合-全国(平成12年)(エクセル:41KB)