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8-2 最寄りの鉄道の駅までの距離
最寄りの駅までの距離が1km以上の住宅は約6割
最寄りの鉄道の駅までの距離をみると,駅まで「200m未満」の住宅が310万戸で住宅全体の6.2%,「200〜500m未満」が677万戸(13.7%),「500〜1000m未満」が1070万戸(21.6%),「1000〜2000m未満」が1198万戸(24.1%),「2000m以上」が1706万戸(34.4%)となっており,駅まで1000m以上の住宅が2904万戸(58.5%)と住宅全体の約6割を占めている。
<表8−3>
駅までの距離が長い持ち家
最寄りの鉄道の駅までの距離別割合を所有の関係別にみると,「1000m未満」は持ち家が35.3%,借家が50.5%で,「2000m以上」は持ち家が40.4%,借家が25.5%となっており,持ち家の方が借家に比べ駅までの距離が長くなっている。
借家の内訳をみると,「2000m以上」は公営の借家が37.1%,給与住宅が28.6%と,借家全体(25.5%)と比べ,それぞれ11.6ポイント,3.1ポイント高くなっているのに対し,都市再生機構・公社の借家が23.7%,民営借家が23.5%と,それぞれ1.8ポイント,2.0ポイント低くなっている。一方,「1000m未満」は民営借家が53.2%と借家全体(50.5%)より2.7ポイント高くなっている。
<表8−3,図8−1>