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1人当たり畳数は11.24畳、昭和48年と比べ約2倍
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平成10年の居住室の1人当たりの畳数は11.24畳で、これは昭和48年の6.61畳から一貫して増加しており、この25年間でおよそ2倍に達しました。 これを住宅の所有関係別にみると、持ち家では12.52畳と、平均を上回っていますが、借家では8.11畳となっています。
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最近20年以内に入居した世帯は、 世帯全体の半数を占める
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世帯主である家計を主に支える者について、現在の住宅への入居時期は、経済の高度成長期であった昭和46年以降、各期間10〜20%前後を占めており、昭和56年以降で全世帯の半数以上を占めています。
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自宅の他に持つ不動産の状況が明らかに……
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ふだん職場の近くに居住し、週末は郊外のマイホームで家族と過ごしたり、季節によって一時期別荘住まいをする。今まで自宅としていたところを人に貸し、郊外の住宅に移り住む。あるいはアパートやマンション、駐車場を経営する……。 このように、現住居以外に住宅・土地を所有する世帯も多くなり、その利用状況はさまざまです。
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40歳代後半からの各年齢層の約1割以上は 現住居以外の住宅を所有
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現住居以外で住宅を所有する世帯は366万世帯、これは世帯全体の8.3%を占めています。 これを家計を主に支える者の年齢層でみると、「30歳未満」では0.8%と低くなっていますが、年齢が上がるに従って上昇し、50歳代前半から10.9%と約1割を占め、ピークは「65〜74歳」で13.0%となっています。また、所有率を昭和63年の調査結果と比べると、50歳未満の各年齢層では下回っていますが、50歳以上での所有率は63年調査結果を上回る傾向にあります。
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現住居以外の土地を所有する世帯は住宅の倍
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現住居以外で土地を所有する世帯は813万世帯で、これは世帯全体の18.5%と住宅の約2倍の割合となっています。 これを住宅と同じように、家計を主に支える者の年齢階級別にみてみると、住宅と同様に年齢階級が上がるに従って高くなり、「65〜74歳」の30.9%がピークとなっています。また、平成5年調査結果と比べると、すべての年齢層で低下しています。
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