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全国
I-1 こどもの数は1366万人、44年連続の減少
2025年4月1日現在におけるこどもの数(15歳未満人口。以下同じ。)は、前年に比べ35万人少ない1366万人で、1982年から44年連続の減少となり、過去最少となりました。
男女別では、男子が699万人、女子が666万人となっており、男子が女子より33万人多く、女子100人に対する男子の数(人口性比)は105.0となっています。(表1)
こどもの数を年齢3歳階級別にみると、12〜14歳が314万人(総人口に占める割合2.5%)、9〜11歳が302万人(同2.4%)、6〜8歳が278万人(同2.3%)、3〜5歳が250万人(同2.0%)、0〜2歳が222万人(同1.8%)となっています。(表2、図1)
これを中学生の年代(12〜14歳)、小学生の年代(6〜11歳)、未就学の乳幼児(0〜5歳)の三つの区分でみると、それぞれ314万人(同割合2.5%)、580万人(同4.7%)、472万人(同3.8%)となっています。(表2)
I-2 こどもの割合は11.1%、51年連続の低下
こどもの割合(総人口に占めるこどもの割合。以下同じ。)は、1950年には35.4%と総人口の3分の1を超えていましたが、第1次ベビーブーム期(1947年〜1949年)後の出生児数の減少を反映し、1970年には23.9%まで低下しました。
その後、第2次ベビーブーム期(1971年〜1974年)の出生児数の増加によって僅かに上昇し、1974年には24.4%まで上昇したものの、1975年から再び低下を続け、2025年は11.1%(前年比0.2ポイント低下)で過去最低となりました。
なお、こどもの割合は、1975年から51年連続して低下しています。(図2、図3、参考表1)