ここから本文です。
2 新成人(昭和59年生まれ)人口は150万人
男性は77万人,女性は73万人
この1年間(平成16年1月〜12月)に,新たに成人に達した人口(平成17年1月1日現在20歳の人口)は150万人となっている。男女別にみると,男性は77万人,女性は73万人で,男性が4万人多くなっている。(表3)
総人口に占める割合は1.18%
新成人人口は,昭和62年に次いで低い水準となっている。また,総人口(1億2759万人)に占める割合も1.18%と,人口と同様昭和62年に次いで低い水準となっている。(図3,表3)
新成人人口は今後も減少傾向
新成人人口の推移をみると,第1次ベビーブーム期(昭和22年〜24年)中の昭和24年に生まれた人が成人に達した45年に246万人(総人口に占める割合2.39%)と最も多くなったが,その後は減少に転じ,53年には152万人と,最高値の約3分の2となった。昭和50年代後半から再び新成人人口は増加傾向となり,第2次ベビーブーム期(昭和46年〜49年)に生まれた人が成人に達した平成4年から7年にかけて200万人前後となった。平成6年に207万人(総人口に占める割合1.66%)に達した後は減少に転じ,14年まで8年連続で減少した。平成14年から16年まで152万人(いずれの年も総人口に占める割合1.19%)と横ばいで推移したものの,17年は再び減少となった。
なお,この新成人人口は,今後減少を続け,平成20年代には120万人前後になるものと見込まれる。(図3,表3)
図3 新成人人口の推移(各年1月1日現在)
表3 新成人人口の推移
* 数値は万人単位に四捨五入してあるので,内訳の合計は必ずしも総数に一致しない。
* 平成18年以降は,国立社会保障・人口問題研究所「日本の将来推計人口-平成14年1月推計」(中位推計)を基礎として算出した。
参考2 新成人が生まれた年(昭和59年)と最近の主な生活関連指標