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2003年1月7日付:統計局インフォメーション(NO.180)
総務省統計局
平成15年1月7日
2003年の新成人は152万人
(平成15年1月1日現在)
1 新成人人口は152万人,総人口の1.19%
推計人口によると,この1年間に,新たに成人に達した人口(平成15年1月1日現在20歳の人口)は152万人となっており,前年と同数で昭和62年に次いで低い水準となった。総人口1億2738万人に占める割合も1.19%で前年と同率となっている。(図,表)
男女別にみると,男性は77万人,女性は74万人で,男女とも前年とほぼ同水準となっている。
2 減少を続ける新成人人口
新成人人口の推移をみると,第1次ベビーブーム期(昭和22〜24年)中の昭和24年に生まれた人が成人に達した45年に246万人(総人口に占める割合2.39%)と最も多くなったが,その後は減少に転じ,53年には152万人と,最高値の約3分の2となった。昭和50年代後半から再び新成人人口は増加傾向となり,第2次ベビーブーム期(昭和46〜49年)に生まれた人が成人に達した平成4年から7年にかけて200万人前後となった。平成6年に207万人(総人口に占める割合1.66%)に達した後は減少に転じ,8年連続で減少したが,15年は前年と同じ152万人(同1.19%)となっている。
この新成人人口は,今後も減少を続け,平成10年代後半には150万人を下回り,20年代には120万人前後になるものと見込まれる。(図,表)
注1) 数値は万人単位に四捨五入してあるので,男女の合計は必ずしも男女計に一致しない。
なお,総人口に占める新成人人口の割合は,それぞれ万人単位の数値で算出した。
注2) 平成16年以降は,国立社会保障・人口問題研究所「日本の将来推計人口-平成14年1月推計」(中位推計) を基礎として算出した。
図 新成人人口の推移(各年1月1日現在)
表 新成人人口の推移
参考 新成人が生まれた年(昭和57年)と最近の主な生活関連指標
資料 | 完全失業率:総務省統計局「労働力調査」 | |
所得:厚生労働省「賃金構造基本統計調査」 | ||
消費・物価:総務省統計局「家計調査」,「消費者物価指数」 | ||
指数は昭和57年を100として換算した数値 | ||
耐久消費財普及率:内閣府「消費動向調査」 | ||
外国為替相場:日本銀行「外国為替相場」 |
注) 推計人口は,国勢調査による人口を基礎に,その後の人口動向を他の人口資料から得て算出している。
<問い合わせ先>
総務省統計局統計調査部 国勢統計課人口推計係
TEL 03-5273-1009(ダイヤルイン)