消費者物価指数平成17年基準改定方針案への意見募集結果

　総務省は、本年5月28日に「消費者物価指数平成17年基準改定方針案（PDF：27KB）」について初めて意見募集を行いました。その結果、民間研究所、大学、政府機関等の方々から多くの有益な御意見をいただきました。総務省では、これらの御意見を踏まえ、平成17年末を目途に改定計画を取りまとめる予定です。今回御意見をお寄せいただいた方々には厚く御礼申し上げます。
　提出された御意見の概要及びそれらに対する当省の考え方は別紙（PDF：118KB）のとおりです（敬称略、類似する意見が複数の場合は50音順に掲載）。

1　消費者物価指数平成17年基準改定の趣旨

　消費者物価指数は、西暦年の末尾が0及び5の年に合わせて、5年ごとに基準年を更新する「基準改定」を行っており、次回改定は平成17年（2005年）となっています。改定においては、世帯の消費構造の変化や新たな財・サービスの出現及び普及、規制改革等に伴う価格の多様化など、物価に関する変化を的確に反映させるため、品目の改廃や計算に用いる各品目のウエイトの改定のほか、指数の精度向上等の観点から所要の改正を行っています。