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第10回東アジア統計局長会議
[日時]
平成15年11月17日(月曜日)〜11月18日(火曜日)
[場所]
国立京都国際会館(京都市左京区宝ヶ池)
[主催]
- 総務省統計局
- 独立行政法人 統計センター
- (財)日本統計協会
- (財)統計情報研究開発センター
[会議の主旨]
東アジア諸国(アセアン諸国、中華人民共和国、大韓民国、モンゴル及び日本) における中央統計機関の責任者が一同に会して各種政府統計作成上の経験等を互い に交換し、各国の抱える諸問題について検討し合うとともに、統計に関する技術協 力と相互援助を推進することを目的としている。1980年(昭和55年)に第1回が開 催され、今回は第10回目となる。
[参加国等]
(15か国、5国際機関)
メンバー国 :- カンボジア、中国、インドネシア、韓国、ラオス、マレーシア、 モンゴル、ミャンマー、フィリピン、シンガポール、タイ、 ベトナム、日本
- オーストラリア、ニュー・ジーランド、国連、 ESCAP(国連アジア太平洋経済社会委員会)、 SIAP(国連アジア太平洋統計研修所)、ADB(アジア開発銀行)、 米国東西センター
[テーマ]
今回のメインテーマを「各国統計局が当面している課題と取組」とし、サブテーマ として「統計システムの管理に関する重要事項」、「統計システムの能力開発」、 「統計と政策の関係・分離か統合か」、「アジア太平洋地域の統計システムの将来」、 「地域協力の推進」の5つが設定された。 これらのテーマは東アジアを取り巻く昨今の環境の変化を踏まえ、東アジア地域並び に世界の政府統計における様々な問題であるとの観点からテーマとして設定された。
[会議日程]
11月17日(月曜日)
9:15〜 9:30 開会・議題採択
9:30〜10:30 セッション1・オーバービュー
- 川崎 茂
- Paul Cheung(シンガポール)
11:00〜12:30 セッション2−1・統計システムの管理に関する重要事項(1)
- Shaari Abdul Rahman(マレーシア)
「マレーシアの発展のための統計:現時点の問題」
- Carmelita N. Ericta(フィリピン)
「パートナーシップとリンケージを通じての政府統計の 維持:フィリピンのケース」
- Jirawan Boonperm(タイ)
「タイ統計局の現状と役割:課題と傾向」
- Le Manh Hung(ベトナム)
「過渡期にあるベトナムの統計システム」
14:00〜15:15 セッション2−2・統計システムの管理に関する重要事項(2)
15:45〜17:30 セッション3・統計システムの能力開発
- San Sy Than(カンボジア)
「カンボジアにおける統計能力開発」
- Bounthavy Sisouphanthong(ラオス)
「統計センターの現時点の問題」
- Batmunkh Batsukh(モンゴル)
「統計局における緊急の問題とその解決策」
- U Shu Kyein(ミャンマー)
「国家統計制度:問題、業績、貧困の程度」
11月18日(火曜日)
9:15〜11:00 セッション4・統計と政策の関係・分離か統合か
- Soedarti Surbakti(インドネシア)
「ミクロデータのニーズを満たす政府の援助」
- Oh, Jong Nam(韓国)
「韓国統計庁における品質管理の経験」
- Brian Pink(ニュージーランド)
「ニュージーランドの官庁統計:21世紀のためのシステム再形成」
- 大戸 隆信
「統計行政の新たな展開方向」
11:30〜12:30 セッション5−1・アジア太平洋地域の統計システムの将来(1)
- Feng Nailin(中国)
「中国の官庁統計におけるチャンスとチャレンジ」
- Paul Cheung(シンガポール)
「官庁統計における新たなチャレンジ:シンガポールの展望」
- Dennis Trewin(オーストラリア)
「オーストラリア統計局が直面する現時点の問題」
- 川崎 茂
「総務省統計局における新たな展開:新たなチャレンジ」
14:00〜15:30 セッション5−2・アジア太平洋地域の統計システムの将来(2)
16:00〜17:30 セッション6・地域協力の推進
- Dennis Trewin(オーストラリア)
「アジア太平洋地域における地域協力への新たな計画を いかに役立たせるか」
閉会