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明日への統計2025
この冊子は、統計局が実施する統計調査を中心に、調査のねらい・重点、調査に期待されるもの、調査結果の利用事例等を紹介したものです。
一人でも多くの皆様の統計調査への理解を深めていただく一助となれば幸いです。
特集・今年度実施予定の主要統計調査(PDF:7,546KB)
令和7年国勢調査への期待 東京大学名誉教授 廣松 毅
令和7年国勢調査の概要
令和2年国勢調査からわかること
- 日本の人口は2015年に引き続き人口減少
- 東京都、神奈川県、埼玉県など8都県で人口増加、39道府県で減少
- 地域メッシュ統計でみる人口増減数
- 「単独世帯」は2115万1千世帯で、2015年に引き続き増加
- 「専門的・技術的職業従事者」の割合は1.5ポイントの上昇と最も上昇
- 昼夜間人口比率は、東京都が119.2と最も高く、埼玉県が87.6と最も低い
- 移動人口の割合は、25〜29歳が56.6%と最も高い
調査の結果からわかること(PDF:4,153KB)
1.日本の人口(PDF:462KB)
- 2023年10月1日現在の日本の人口は1億2435万2千人
- 人口の年齢構成は時代とともに大きく変化
- 東京圏は29年連続の転入超過
2.住宅・世帯のすがた(PDF:539KB)
- 総住宅数は6504万7千戸と過去最多、1世帯当たりの住宅数は1.16戸
- 空き家数は900万2千戸と過去最多、賃貸・売却用及び二次的住宅を除く空き家が36万9千戸の増加
- 共同住宅は2496万8千戸、1993年から2023年までの30年間で約1.8倍の増加
- 東京都では共同住宅が7割超
- コラム 我が国の共同住宅の移り変わり〜住宅・土地統計調査の結果から〜
3.労働のようす(PDF:982KB)
- 完全失業率は前年に比べ低下
- 転職者数は3年連続で増加。転職等希望者数は8年ぶりの減少
- 有業率が最も高いのは東京都
- 副業者比率は4.8%で、5年前に比べ0.9ポイントの上昇
4.こどものようす(PDF:965KB)
- こどもの割合は11.2%、50年連続の低下
- こどもの割合は沖縄県が最も高く16.1%
- 「マンガを読む」の行動者率は10〜14歳が70.2%と最も高い
- 10〜14歳のスポーツの時間は九州地方で長い
5.高齢者のようす(PDF:736KB)
- 総人口に占める65歳以上人口の割合は29.3%と過去最高
- 日本の65歳以上人口の割合は、主要国で最高
- 65歳以上の就業者数は「卸売業,小売業」が最も多く132万人
- 70歳以上で多いサプリメントなどの「健康保持用摂取品」の支出
- 高まる65歳以上の「学習・自己啓発・訓練」への活動
6.家計・物価のうごき(PDF:1,462KB)
- 消費支出に占める割合が最も高いのは食料
- 貯蓄現在高の内訳は通貨性預貯金が最も多い
- 「現金」以外の支出の割合は、千葉県が31.2%と最も高く、鹿児島県が14.9%と最も低い
- ネットショッピング利用世帯の割合は過去最高を更新
- TOPIC 2023年以降は横ばい 長期時系列における国内の消費支出動向〜CTIマクロ〜
- TOPIC 消費行動に変化〜CTIミクロ〜
- 2024年の消費者物価指数は2.7%の上昇
- 「うるち米」の価格の動き
- 都道府県別の物価水準が最も高いのは東京都
7.企業のすがた(PDF:782KB)
- 売上高は「卸売業,小売業」、付加価値額は「製造業」が最多
- 都道府県別では事業所数、従業者数ともに東京都が最多
- サービス産業の売上高は堅調に推移
- 2024年の売上高は全ての月で前年同月を上回る
- コラム サービス統計のリニューアルについて〜新たな基幹統計調査である「サービス産業動態統計調査」の実施〜
- 移り行く個人企業の事業経営上の問題点
- 産業別にみた物価高の影響
- 研究費は過去最高、研究主体別では企業が約7割を占める
- 日本の女性研究者の割合は過去最高
統計情報の利用について(PDF:1,981KB)
1.統計データの提供(PDF:810KB)
2.統計リテラシーの普及・啓発(PDF:816KB)
3.その他の情報発信(PDF:613KB)
総務省統計局が作成している統計(PDF:953KB)
統計図書館・統計博物館のご案内(PDF:939KB)
過去の明日への統計
※グラフ等の数値は、単位未満を四捨五入されているので、内訳の合計と必ずしも一致しない場合があります。