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この冊子は、統計局が実施する統計調査を中心に、調査のねらい・重点、調査に期待されるもの、調査結果の利用事例等を紹介したものです。
一人でも多くの皆様の統計調査への理解を深めていただく一助となれば幸いです。
明日への統計2023目次
特集・今年度実施予定の主要統計調査
令和5年住宅・土地統計調査(PDF:837KB)
令和5年(2023年)住宅・土地統計調査への期待
東京大学 副学長・大学総合教育研究センター長・大学院工学系研究科都市工学専攻教授 浅見泰司
令和5年住宅・土地統計調査の概要
平成30年住宅・土地統計調査の結果より
- 総住宅数は6240万7千戸と2.9%の増加、1世帯当たりの住宅数は1.16戸
- 持ち家住宅率が最も高いのは秋田県
- 空き家は848万9千戸と3.6%の増加、空き家率は13.6%と過去最高
- 共同住宅数は2335万戸で住宅全体に占める割合は過去最高
調査結果からわかること(PDF:2,836KB)
1.日本の人口(PDF:1,269KB)
- 2021年10月1日現在の日本の人口は1億2550万2千人
- 人口の年齢構成は時代とともに大きく変化
- 日本の人口は2015年に引き続き人口減少
- 外国人人口は増加傾向
- 東京圏(東京都、神奈川県、埼玉県、千葉県)で、全国の約3割を占める
- 人口密度が最も高いのは東京都で、全国平均の18.9倍
2.世帯のすがた(PDF:714KB)
- 一般世帯数は5570万5千世帯、一般世帯の1世帯当たり人員は2.21人で2015年に引き続き減少
- 一般世帯の1世帯当たり人員は東京都が1.92人と最も少ない
- 6歳未満のこどもを持つ世帯の夫の家事時間及び育児時間は増加傾向、妻の家事時間は減少傾向、育児時間は増加傾向
3.労働のようす(PDF:717KB)
- 完全失業率は前年に比べ0.2ポイントの低下
- 就業者数(対前年同月増減)は2022年4月以降、増加傾向
- 育児をしている女性の有業率が高いのは島根県、福井県、高知県など
4.こどもと若者のくらし(PDF:932KB)
- こどもの割合は11.6%、48年連続の低下
- 20歳代の移動が活発。ライフイベントをもたらす年齢で移動率が高い
- 通勤・通学時間は関東地方で長い
- 「ウォーキング・軽い体操」及び「サイクリング」は行動者率が上昇した一方、「ボウリング」及び「水泳」を始めとしたほとんどのスポーツで低下
- 「スマートフォン・家庭用ゲーム機などによるゲーム」、「CD・スマートフォンなどによる音楽鑑賞」などは行動者率が上昇した一方、「カラオケ」及び「遊園地、動植物園、水族館などの見物」の行動者率は大幅な低下
5.高齢者のくらし(PDF:768KB)
- 総人口が減少する中で、高齢者人口は3627万人と過去最多
- 65歳以上人口の割合は世界で最も高い水準
- 高まる65歳以上の「学習・自己啓発・訓練」への活動
6.家計・物価のうごき(PDF:847KB)
- 新型コロナウイルス感染症が消費活動に与える影響は縮小
- 衛生用品は堅調が続き、外出に伴う消費は減少が続くものの改善傾向
- 新型コロナウイルス感染拡大前後の宿泊料
- 「現金」以外の支出の割合は、千葉県が31.2%と最も高く、鹿児島県が14.9%と最も低い
- 2022年の消費者物価指数は2.5%の上昇
- 「ビール」の価格の動き
- 「ガソリン」の価格の動き
7.企業のすがた(PDF:997KB)
- 企業等数及び売上高は「卸売業,小売業」が最多
- 従業者数の男女別の割合
- 個人企業の年間売上高は愛知県が1480.9万円と最も多い
- サービス産業の売上高は0.4%の増加
- 2022年の各月は売上高対前年同月比の増加が継続
- 日本の研究費は主要国の中で3番目
- 日本の女性研究者数は過去最多
コラム テレワークによる生活時間の変化 〜社会生活基本調査の結果から〜(PDF:330KB)
TOPICS!『統計博物館』リニューアルオープン 〜日本の統計、その歴史に触れる〜(PDF:1,705KB)
統計情報の利用について(PDF:1,980KB)
1.統計データの提供(PDF:1,311KB)
2.統計リテラシーの普及・啓発(PDF:511KB)
3.その他の情報発信(PDF:533KB)
4.統計データの利活用〜地方公共団体における活用事例〜(PDF:525KB)
総務省統計局が作成している統計(PDF:441KB)
統計図書館・統計博物館のご案内(PDF:423KB)
過去の明日への統計
※グラフ等の数値は、単位未満を四捨五入されているので、内訳の合計と必ずしも一致しない場合があります。