ここから本文です。
平成9年全国物価統計調査 結果の概要〔消費者物価地域差指数〕
2 都道府県別の物価水準
(1) 総合指数
- 最も物価水準の高いのは東京都、最も低いのは沖縄県である。
- 全国平均に比べ、物価水準の高い都道府県は11都府県である。
ア 都道府県別の物価水準(全国=100)をみると、「総合」では東京都が112.5と最も高く、次いで神奈川県(108.3)、京都府(104.1)、大阪府(103.5)の順となっている。
イ 一方、最も低いのは沖縄県(94.1)で、次いで群馬県(95.3)、愛媛県(95.4)、宮崎県(95.5)となっており、最も高い東京都と最も低い沖縄県の格差は、18.4ポイント(東京都は沖縄県に比べて19.6%高)となっている。
ウ 全国平均を上回っているのは、上記4都府県のほか、石川県、兵庫県、千葉県、富山県、宮城県、静岡県、奈良県である。
エ なお、都道府県庁所在市についてみると、47市のうち盛岡市、山口市、宮崎市、那覇市を除く43市が全国平均を上回っている。
図2-1 都道府県別指数(総合)