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平成9年全国物価統計調査 結果の概要〔小規模店舗編〕
3 酒類の価格
- 酒類は、量販専門店で最も安く、コンビニエンスストアで高くなっている。
- 量販専門店では、箱売りの場合さらに値引きしている。
(1) 小規模店舗における酒類の価格は、量販専門店で最も安くなっている。なお、大規模量販専門店と小規模量販専門店との価格差はほとんどみられない。
小規模量販専門店の価格は一般小売店に比べて、焼ちゅう、ビール(1缶)で9%程度、清酒、ビール(1箱)で16%程度安くなっている。また、大規模スーパーの価格も、焼ちゅうで5%程度、清酒、ビール(1缶)で7%程度、ビール(1箱)で13%安くなっている。
(2) ビールについて、1箱(350ml、24缶入り)単位で売られている場合の1缶当たりの価格を、1缶ごとに売られている場合の価格と比較してみると、コンビニエンスストアでは5円(2%)、一般小売店では7円(3%)、大規模スーパーでは18円(9%)、大規模量販専門店では21円(10%)、小規模量販専門店では23円(11%)値引きされている。

