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令和5年1月17日
総務省
統計トピックスNo.135
我が国の人口重心 −令和2年国勢調査結果から−
人口重心とは、人口の一人一人が同じ重さを持つと仮定して、その地域内の人口が、全体として平衡を保つことのできる点をいいます。
国勢調査では、全数調査の利点をいかし、市区町村よりも小さい単位である町丁・字等や基本単位区(全国で約200万)別の集計を行っており、
細かな地域分析を行うことにより、公共施設の適切な配置などの行政施策などに活用されています。
今回、令和2年国勢調査に基づく基本単位区別の人口を用いて、全国及び都道府県の人口重心について取りまとめましたので、御紹介します。
要約(PDF:260KB)
1 我が国の人口重心は、南東へ約2.2km移動
- 我が国の人口重心は、東経137度03分20.44秒、北緯35度34分03.64秒。岐阜県関市立武儀(むぎ)小学校(東経137度00分40.60秒、北緯35度35分08.15秒)から東南東へ約4.5kmの位置
- 2015年の人口重心に比べ、南東へ約2.2q移動
2 首都圏及び近畿圏の各府県の人口重心は、おおむね東京都、大阪府の方向へ移動
- 首都圏及び近畿圏の都府県の人口重心についてみると、一部の県を除いて、首都圏の各県は東京都の方向へ、近畿圏の各府県は大阪府の方向へ移動
注)ここでいう「首都圏」とは、茨城県、栃木県、群馬県、埼玉県、千葉県、東京都、神奈川県及び山梨県を指し、
「近畿圏」とは、滋賀県、京都府、大阪府、兵庫県、奈良県及び和歌山県を指します。
本文
- 1 我が国の人口重心は、南東へ約2.2km移動(PDF:403KB)
- 2 首都圏及び近畿圏の各府県の人口重心は、おおむね東京都、大阪府の方向へ移動 (PDF:651KB)
- 人口重心の算出方法及び問合せ先(PDF:246KB)
全体版一括ダウンロード(PDF:1,097KB)
参考資料(各都道府県及び市区町村の人口重心)
【問合せ先】
統計調査部 国勢統計課 審査発表係
TEL : 03(5273)1156
Eメール:c-shinsa_atmark_soumu.go.jp
(注)スパムメール対策のため、「@」を「_atmark_」と表示しております。送信の際には、「@」に変更してください。