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平成27年国勢調査第1次試験調査の概要
調査の目的
平成27年国勢調査第1次試験調査は,調査方法,調査事務及びこれに関連する事項について,実地の検証を行い, 平成27年国勢調査の実施計画の立案に必要な基礎資料を得ることを目的として実施しました。
調査の期日
平成24年7月12日(木曜日)午前零時現在で実施しました。
調査の根拠法令
平成27年国勢調査第1次試験調査は,国勢調査令(昭和55年政令第98号)第15条第1項第6号及び第2項第8号に規定する「調査方法についての基礎調査」として実施しました。
なお,調査の実施については,統計法(平成19年法律第53号)に基づく一般統計調査として総務大臣の承認を得ました。
調査の地域
群馬県高崎市・玉村町,神奈川県川崎市・小田原市,三重県四日市市・松阪市,大阪府大阪市・豊中市,島根県出雲市・吉賀町, 愛媛県松山市・今治市,佐賀県佐賀市・白石町の一部の地域において実施しました。
調査の対象
調査の期日において,調査の地域内に常住する人を対象として実施しました。ただし,外国政府の外交使節団又は領事機関の構成員及び外国軍隊の軍人,軍属並びにこれらの家族を除きました。
調査事項
平成27年国勢調査第1次試験調査では,次に掲げる事項について調査しました。
世帯員に関する事項
(1)氏名
(2)男女の別
(3)出生の年月
(4)世帯主との続柄
(5)配偶の関係
(6)国籍
(7)現在の住居における居住期間
(8)5年前の住居の所在地
(9)就業状態
(10)所属の事業所の名称及び事業の種類
(11)仕事の種類
(12)従業上の地位
(13)従業地又は通学地
世帯に関する事項
(1)世帯の種類
(2)世帯員の数
(3)住居の種類
(4)住宅の建て方
調査の方法
調査の流れ
調査は,統計局−都道府県−市区町村−調査員−調査世帯の流れにより行いました。
調査の方法
調査は,以下の2種類の方法で行いました。
(1)段階方式 ※1
段階方式とは,調査票の提出時期について,インターネットによる回答を,他の方法による提出よりも前の段階に設定する方式です。
調査員は,インターネット回答用のURL,ID等を記載した『調査についてのお知らせ』を配布するとともに,氏名及び世帯員の数(男女の別を含む。)を聴取し,調査世帯一覧を作成しました。その後,インターネット回答期限までにインターネットによる回答のない世帯を訪問し,調査票等を配布しました。
調査票の提出は,調査員への提出,又は郵送により行いました。
※1 段階方式の対象となる地域は,群馬県玉村町,神奈川県小田原市,三重県四日市市,大阪府大阪市,島根県出雲市,愛媛県松山市,佐賀県白石町の一部の地域としました。
(2)並行方式 ※2
並行方式とは,調査票の提出時期について,すべての提出方法を同じ時期に設定する方式です。
調査員は,インターネット回答用のURL,ID等を記載した調査票等を配布するとともに,氏名及び世帯員の数(男女の別を含む。)を聴取し,調査世帯一覧を作成しました。
調査票の提出は,調査員への提出,郵送,インターネットによる回答のいずれかにより行いました。
※2 並行方式の対象となる地域は,群馬県高崎市,神奈川県川崎市,三重県松阪市,大阪府豊中市,島根県吉賀町,愛媛県今治市,佐賀県佐賀市の一部の地域としました。
世帯アンケートについて
今回の試験調査や国勢調査についてのご意見をお聞きし,より良い調査の企画に役立てることを目的として世帯アンケートを実施しています。
結果の公表
平成27年国勢調査の実施に向け,外部有識者からなる「平成27年国勢調査の企画に関する検討会」を実施しており,同検討会の資料とする予定です。