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5 外国人の労働力状態


外国人就業者数は「製造業」が最も多い
- 外国人の就業者数は77万人で,平成12年に比べ9万人(12.8%)増となっており,全就業者数の1.3%を占めている。(図7)
- 外国人就業者数を国籍別にみると,「韓国,朝鮮」が22万人と最も多く,次いで「中国」が18万人,「ブラジル」が14万人などとなっている。平成12年と比べると,「中国」が6万人(49.9%)と最も増加しており,次いで「フィリピン」が2万人(48.1%)増,「ブラジル」が1万人(8.3%)増などとなっている。(表8)
- 外国人就業者数を産業大分類別にみると,「製造業」が28万人(外国人就業者数の36.2%)と最も多く,次いで「サービス業(他に分類されないもの)」が12万人(同15.3%),「飲食店,宿泊業」が9万人(同11.4%)となっており,この3産業で外国人就業者数の6割を超えている。(図8)
- 就業者総数に占める外国人就業者の割合を都道府県別にみると,岐阜県,三重県が共に2.3%と最も高く,次いで愛知県,静岡県が共に2.2%などとなっている。(図9,別表2)
図9 都道府県別外国人就業者の割合(平成17年)