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平成14年1月
総務省統計局
国勢調査トピックス No.5


都心回帰は30歳台、40歳台が中心
平成12年10月1日現在の東京都区部の人口は813万人となり、平成7年と比べて2.1%の増加となった。東京都区部の人口は昭和60年調査以降減少を続けていたが、今回は15年ぶりに増加し、都心回帰の現象が見られた。
増加した人口をコーホート(同じ年に出生した集団)別に見ると、平成2年〜7年では18〜23歳、7年〜12年では17〜25歳の各年齢で増加し、その他の年齢では減少しているが、平成7年〜12年には30歳台、40歳台の減少率が縮小している。
東京都区部で最も人口増加率の高かった中央区について見ると、17〜61歳の各年齢で人口が増加しており、特に30歳台、40歳台の年齢層での増加率が顕著となっている。