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3 年齢別人口
41都道府県で老年人口が年少人口を上回る
- 人口を年齢別にみると,年少人口(15歳未満人口)は18,472,499人(総人口の14.6%),生産年齢人口(15歳以上65歳未満人口)は86,219,631人(同67.9%),老年人口(65歳以上人口)は22,005,152人 (同17.3%)となっている。
- 老年人口は,平成7年に比べ3,744,330人(20.5%)増となっている。また,総人口に占める割合も2.8ポイント拡大しており,高齢化が更に進行している。
なお,70歳以上人口は14,899,213人(総人口の11.7%),75歳以上人口は8,998,637人(同7.1%)で,平成7年に比べそれぞれ3,034,469人(25.6%),1,829,060人(25.5%)増加した。 - 年少人口は,平成7年に比べ1,541,231人(7.7%)減となっており,総人口に占める割合も14.6%と調査開始以来最も低くなっている。
- 生産年齢人口は,平成7年に比べ945,090人(1.1%)減となっており,調査開始以来初の減少となった。また,総人口に占める割合も1.5ポイント縮小している。
- 平成12年の人口ピラミッドの形態は,51〜53歳(第1次ベビーブーム世代),26〜29歳(第2次ベビーブーム世代)を中心とした二つの膨らみをもつ「ひょうたん型」に近い形となっている。
- 総人口に占める老年人口の割合を都道府県別にみると,島根県が24.8%と最も高く,埼玉県が12.8%で最も低くなっている。老年人口の割合を平成7年と比べると,すべての都道府県で拡大しており,全国的に高齢化が進行している。
- 総人口に占める年少人口の割合は,平成7年に比べすべての都道府県で縮小し,その結果,41都道府県で老年人口が年少人口を上回った。