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家計消費状況調査(IT関連項目)平成19年 結果の概況
I概要
1 情報技術(IT)関連の機器・サービスの保有・利用状況
(1)インターネットが利用できる機器の保有状況
世帯全体において、インターネットが利用できる機器を保有している世帯の割合をみると、平成19年平均で62.1%と、前年の60.5%と比べて1.6ポイントの上昇となっている。世帯全体において、インターネットが利用できる機器の保有状況(複数回答)をみると、パソコンが53.5%(機器保有世帯の86.2%)と最も高く、次いで移動電話機(携帯電話・PHS)が45.9%(同73.9%)などとなっている。これを前年と比べると、移動電話機(携帯電話・PHS)は2.2ポイントの上昇、パソコンは0.3ポイントの上昇となっている。(表1、図1)
(2)インターネットの利用時間が最も長い機器
世帯全体において、インターネットの利用時間が最も長い機器の割合をみると、パソコンが42.4%(機器保有世帯の68.3%)と最も高く、次いで移動電話機(携帯電話・PHS)が9.7%(同15.6%)などとなっている。これを前年と比べると、移動電話機(携帯電話・PHS)及びパソコンは共に1.0ポイントの上昇となっている。(表2、図2)
(3)インターネットの利用時間が最も長い通信手段
世帯全体において、インターネットを利用している世帯の割合をみると、45.9%と前年の44.4%と比べて1.5ポイントの上昇となっている。世帯全体において、利用時間が最も長い通信手段の割合をみると、ADSLなどのxDSL回線が前年と比べて1.3ポイント低下したものの13.8%(インターネットを利用している世帯の30.1%)と最も高く、次いで光ファイバー回線が13.6%、ケーブルテレビ回線が6.9%、ISDN回線が5.4%などとなっている。(表3、図3)