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2 新成人人口は121万人
新成人人口は121万人で前年比5万人減
男性は62万人,女性は59万人
この1年間(平成27年1月〜12月)に,新たに成人に達した人口(平成28年1月1日現在20歳の人口)は121万人で,前年と比べると5万人の減少となっています。
男女別にみると,男性は62万人,女性は59万人で,男性が女性より3万人多く,女性100人に対する男性の数(人口性比)は105.1となっています。(表3,図3)
新成人人口は再び減少に
新成人人口について,この推計を開始した昭和43年からの推移をみると,第1次ベビーブーム(昭和22年〜24年)世代の昭和24年生まれの人が成人に達した45年が246万人で最も多くなった後,減少に転じ,53年には152万人となりました。その後,昭和50年代後半から再び増加傾向を続け,第2次ベビーブーム(昭和46年〜49年)世代の人が成人に達した時に200万人台(最多は平成6年207万人)となった後,平成7年に再び減少に転じて以降は減少傾向を続けています。
平成28年の新成人人口は121万人,総人口に占める割合は0.95%となり,21年ぶりに増加となった前年と比べ,5万人,0.04ポイント減と再び減少しました。人口,割合共に過去最少だった平成26年とそれぞれ同値となっており,総人口に占める割合は6年連続で1%を割り込んでいます。
なお,国立社会保障・人口問題研究所の推計によると,今後の新成人人口は,微増微減しながら減少傾向で推移し,平成37年には110万人を下回ると見込まれています。(表3,図3)
表3 新成人人口の推移
図3 新成人人口及び総人口に占める割合の推移
* 昭和43年〜平成28年までは「人口推計」(各年1月1日現在)
* 平成29年以降は「日本の将来推計人口(平成24年1月推計)」出生(中位)死亡(中位)推計(国立社会保障・人口問題研究所)から作成(各年10月1日現在)
* 数値は万人単位に四捨五入してあるので,内訳の合計は必ずしも総数に一致しない。
* 割合は表章単位未満を含んだ数値から算出している。