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II-3 資本金階級別及び外国資本比率別
(1)資本金階級別
資本金が300万円未満の企業が大幅に増加
資本金階級別に企業数をみると、「1000万〜3000万円未満」が60万7千企業(企業全体の40.1%)と最も多く、次いで「300万〜500万円未満」が55万7千企業(同36.8%)、「500万〜1000万円未満」が18万9千企業(同12.5%)などとなっており、資本金3000万円未満の企業が企業全体の約9割を占めている。
平成13年と比べると、「300万円未満」が46.0%増と大きく増加しているのに対し、「1000万〜3000万円未満」が9.8%減、「500万〜1000万円未満」が8.1%減、「300万〜500万円未満」が5.0%減などとなっている。(表II-3)
表II-3 資本金階級別企業数(平成13年、18年)
(2)外国資本比率別
外国資本比率の高い「情報通信業」
外国資本比率別に企業数をみると、「0%」が151万1千企業(企業全体の99.7%)と企業全体の大半を占めており、次いで「0%超〜50%未満」及び「100%」が2千企業(同0.1%)などとなっている。
また、企業産業大分類別にみると、「0%超〜50%未満」は「電気・ガス・熱供給・水道業」で、「50%〜100%未満」は「情報通信業」で、「100%」は「情報通信業」及び「金融・保険業」で割合が高くなっている。(表II-4、図II-2)
表II-4 企業産業大分類、外国資本比率別企業数(平成18年)
図II-2 外国資本比率50%以上の企業産業大分類別構成比(平成18年)