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II-4 資本金階級別
企業の9割以上が資本金3,000万円未満
資本金階級別に企業数をみると,「1,000万〜3,000万円未満」が67万3千企業(企業全体の41.6%)で最も多く,次いで「500万円未満」が60万3千企業(同37.3%),「500万〜1,000万円未満」が20万6千企業(同12.7%)となっており,企業全体の9割以上(91.6%)が資本金3,000万円未満の企業となっている。
資本金3,000万円以上で増加,3,000万円未満で減少
資本金階級別に企業数を平成8年と比べると,「50億円以上」が6.7%増,「10億〜50億円未満」が7.2%増など,3,000万円以上の各階級で増加となっている。一方,「500万〜1,000万円未満」が8.0%減など,3,000万円未満の各階級では減少となっている。
表II-4-1 資本金階級別企業数の推移(平成3年〜13年)
図II-4 企業の資本金階級別構成比(平成13年)

企業産業大分類別に企業の資本金階級別構成比をみると,「電気・ガス・熱供給・水道業」は1,000万円以上の企業が9割以上を占めているのに対し,「農林漁業」は1,000万円未満の企業が約7割を占めている。また,「電気・ガス・熱供給・水道業」を除くすべての産業では3,000万円未満の企業が8割以上を占めている。
表II-4-2 企業産業大分類,資本金階級別企業数(平成13年)