A7
解説:
確率の意味を理解しているかを問う問題である。
ある実験や観察で、起こり得る場合がいく通りもあるとき、そのうちのある事柄の起こりやすさの度合を表す数を、その事柄の起こる確率という。たとえば、確率が0.5であっても、「ちょうど半分起こる」ということを表すものではない。
- ア:
- 誤り。前の状況に関わらず、1の目の出る確率は
であり、必ず出ることはないので誤り。
- イ:
- 誤り。1の目の出る確率は
であるとは、6回投げると必ず1回出ることを意味していないので誤り。
- ウ:
- 誤り。1の目の出る確率は
であるとは、30回投げると必ず5回出ることも意味していないので誤り。たくさん投げることによって、1の目が出る割合が
に近づく。
以上から、すべての考えが誤りなので、正解は(3)である。