ここから本文です。
平成9年全国物価統計調査 結果の概要〔小規模店舗編〕
- 1 生鮮食品の価格
- 2 日用雑貨、医薬品の価格
- 3 酒類の価格
- 4 店舗の集積状況と価格
- 5 ガソリンの価格とパート・アルバイト比率
- 6 一般小売店の都道府県別の価格水準
- 7 業態別にみた仕入先の違い
- 8 コンビニエンスストアの価格
- 9 一般小売店と大規模スーパーの価格の相関
- 結果表一覧・集計品目一覧
参考
小規模店舗
売場面積が450平方メートル以上の店舗を大規模店舗、450平方メートル未満の店舗を小規模店舗として調査した。
なお、大店法*の規定では売場面積が500平方メートル以上の店舗を大規模小売店としているが、ロードサイドを中心に大店法の下限である500平方メートルをわずかに下回る店舗が多数存在し、これらの店舗が地域における価格形成に大きな影響を与えていると考えられるため、今回の調査では売場面積が450平方メートルを超える店舗を大規模店舗とした。
調査店舗は、調査市町村内に商業統計調査の調査区を組み合わせて設定した地区の中から、無作為に調査地区を選び、その調査地区内に所在する店舗の中から1調査地区当たり40店舗を無作為に抽出した。なお、大規模店舗は、調査市町村内に所在するすべての店舗を対象として調査を実施した。
*大店法:大規模小売店舗における小売業の事業活動の調整に関する法律
業態
この資料では以下の4つの業態に絞って分析を行った。
一般小売店 |
売場面積が450平方メートル未満の一般小売店 |
小規模スーパー |
売場面積が450平方メートル未満のスーパー |
小規模量販専門店 |
売場面積が450平方メートル以上の量販専門店 |
コンビニエンスストア |
いわゆるコンビニエンスストア |
《参考》
大規模スーパー |
売場面積が450平方メートル以上のスーパー |
大規模量販専門店 |
売場面積が450平方メートル以上の量販専門店 |
小規模店舗の集計店舗数
小規模店舗の集計店舗数は調査市町村全体で98,547店舗である。これは、全国の売場面積が450平方メートル未満の店舗の約9.6%に当たる。
集計品目
調査品目数は、307品目(集計区分A、集計品目一覧参照)であるが、業態、立地環境等の店舗属性に関しては、うち100品目(集計区分B)について、また、商品の仕入先に関しては、うち53品目(集計区分C)について集計した。
価格分布のグラフ
この資料では、価格の散らばり度合を右図のように、25%点、75%点を箱「□」で、50%点を「-」で表わしたグラフを用いている。また、図によっては、10%点、90%点及び平均を加えたものがある。(箱ひげ図、BOX-PLOTという。)