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平成9年全国物価統計調査 結果の概要〔小規模店舗編〕
2 日用雑貨、医薬品の価格
- 日用雑貨品は、量販専門店で安く、コンビニエンスストアで最も高くなっている。
- ドリンク剤については、量販専門店で箱売りの場合さらに値引きしている。
(1) 一般小売店と小規模量販専門店の平均価格をみると、ティシュペーパー、洗濯洗剤、台所洗剤、ラップなどは小規模量販専門店の方が安くなっている。
小規模量販専門店のティシュペーパーの平均価格は、一般小売店に比べ2割程度安くなっている。
(2) 医薬品では、胃腸薬、解熱鎮痛薬は、ドラッグストアと呼ばれる小規模量販専門店で安くなっている。
ドリンク剤は、1本売りの場合の価格は、業態間の差はほとんどみられないが、10本入りの箱売りの場合では小規模量販専門店で安くなっている。
(3) ドリンク剤について、1箱(10本入り)単位で売られている場合の1本当たりの価格を、1本ごとに売られている場合の価格と比較してみると、一般小売店では25円(18%)、大規模スーパーでは31円(22%)、大規模量販専門店では33円(23%)、小規模量販専門店では32円(23%)それぞれ値引きされている。