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平成9年全国物価統計調査 結果の概要〔小規模店舗編〕
1 生鮮食品の価格(一般小売店と大規模スーパーの比較)
- 生鮮野菜は、一般小売店の価格が低い。
- 生鮮肉は、牛肉の輸入品、豚肉の価格が一般小売店で低い。
- 鮮魚は、大規模スーパーの価格が低い。
(1) 生鮮野菜(1kg当たりの価格)について、一般小売店と大規模スーパーの価格をみると、キャベツ以外は一般小売店の方が安くなっている。また、生鮮果物では、みかんは一般小売店の方が安くなっているが、バナナは大規模スーパーの方が安くなっている。
(2) 生鮮肉(100g当たりの価格)についてみると、牛肉(輸入)、豚肉(国産)、豚肉(輸入)は一般小売店の方が安く、一方、牛肉(国産)、鶏肉(国産)は大規模スーパーの方が安くなっている。
(3) 鮮魚(100g当たりの価格)は、あじ、たこ、まぐろは大規模スーパーの方が安くなっている。なお、えびは一般小売店の方が大規模スーパーよりも安くなっているものの、その差はわずかである。