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平成9年全国物価統計調査 結果の概要〔小規模店舗編〕
4 店舗の集積状況と価格
- 商店街は商店街以外に比べて安い品目が多くなっている。
(1) 住宅地の一般小売店について、商店街にある店舗と商店街以外にある店舗の価格を比較してみると、主要100品目のうち70品目は商店街の価格の方が安くなっている。
(2) 項目別にみると、食料品以外ではすべての項目で商店街の方が安い品目が多くなっている。また、食料品では野菜・果物、菓子類、飲料などで商店街の方が安い品目が多くなっている。
(3) 商店街の方が安い品目について、商店街以外との価格の差率をみると、食料品ではキャベツ(-13.5%)、生しいたけの輸入品(-7.9%)、バナナ(-7.6%)、豚肉の輸入品(-7.2%)、ほうれんそう(-6.1%)、スナック菓子(-6.0%)が5%以上安くなっている。また、食料品以外では、男子ズボン(-10.8%)、ペットフード(-5.8%)が5%以上安くなっている。