13 統計用語辞典

わからない用語はここで、調べてみましょう!
五十音順に探せるようになっていて、関連用語をたどってみるのも楽しいと思います。

場合の数(ばあいのかず)

ある事の起こりうるすべての場合の数のこと。

配偶者(はいぐうしゃ)

婚姻の相手のこと。

箱ひげ図(はこひげず)

データの分布やばらつきをわかりやすく表現するために、長方形の箱とその両端から伸びるひげで表したグラフのこと。

例:10人の身長

10人の身長

外れ値(はずれち)

他の多数のデータから大きく離れた値のこと。

範囲(はんい)

データの最小値と最大値の間のこと。

ヒストグラム

データの分布を見るため、各属性に属する数を長方形で表し、それを並べたもの。縦軸に度数分布表の頻度を、横軸にデータ区間をとり表す。

例:身長の分布のヒストグラム

身長の分布のヒストグラム

秘匿(ひとく)

調査の結果を詳しく表した場合、対象が一つ又は二つになってしまい、調査対象者の個人や事業者の情報が明らかになってしまう可能性がある(以下の例では、資本金100億円以上の企業A社の売上高は500億円であることが分かってしまう)ため、その情報をそのままの数字では公表せず、個人が特定されることのないような処置を行う必要がある。この処置を秘匿という。

百分率(パーセント)(ひゃくぶんりつ(ぱーせんと))

割合の表し方のひとつで、基準とする量を100としたときに、それに対する1の割合を1パーセント(1%)として表したもの。

標準偏差(ひょうじゅんへんさ)

平均を中心にどのくらいデータが散らばっているか示すもので、分散の平方根で表される。標準偏差の値が大きいと、データの散らばりの度合いが大きいことを示す。なお、平方根にする理由は、単位をそろえるためである。

例:身長の標準偏差

身長の標準偏差

標本調査(ひょうほんちょうさ)

統計調査を行う時に、対象のすべてを調べるのではなく、一部だけを取り出して調査するもの。取り出されたものを標本という。

比率(ひりつ)

二つ以上の数量を比較したときの割合のこと。

比例、反比例(ひれい、はんぴれい)

ともなって変わる二つの変数をXとYとすると、Xが2倍・3倍になるにつれ、Yも2倍・3倍となる関係のことを比例という。これとは逆に、Xが2倍・3倍になるにつれ、Yが1/2・1/3となる関係のことを反比例という。

物価指数(ぶっかしすう)

物価の変動を指数にしたもの。代表的なものは、総務省統計局が作成している「消費者物価指数」や日本銀行が作成している「企業物価指数」「企業向けサービス価格指数」などがある。

負の数(ふのかず)

0(ゼロ)より小さい数のこと。

分散(ぶんさん)

平均を中心にどのくらいデータが散らばっているか示すもの。分散の値が大きいと、データの散らばりの度合いが大きいことを示す。

分布(ぶんぷ)

分かれて広くあちこちにあること、あちこちに置くこと。また、その事象が空間的・時間的なある範囲内に存在すること

例:身長と体重の分布

身長と体重の分布

平均(平均値)(へいきん(へいきんち))

いくつかの数量の合計を個数で割って,ならして等しくした大きさのこと。これによって算出される数値を平均値という。

平均寿命(へいきんじゅみょう)

0歳の時の平均余命のこと。

平均余命(へいきんよめい)

年齢別の死亡率が今のまま将来も変わらないと仮定して、それぞれの年齢の人が平均してあと何年生きるかを計算した数字のこと。日本では、厚生労働省の簡易生命表でみることができる。

ベッドタウン

都市部へ通勤する労働者の住宅が集まる地域のこと。

変化率(変動率)(へんかりつ(へんどうりつ))

2時点間(時間など)の数値の差(変化した量)の比率のこと。

例:体重の変化率 (今月の体重が42kg、前月の体重が40kgの場合)

(42-40)×100÷40=5 変化率は5%

棒グラフ(柱状グラフ)(ぼうぐらふ(ちゅうじょうぐらふ))

複数の数量の大小を比較するため、それぞれの量を棒の高さで表して横に並べたグラフ。

母集団(ぼしゅうだん)

対象の全体のこと。

例:日本の人口の場合・・日本人全員のこと

本所(本社・本店)(ほんしょ(ほんしゃ・ほんてん))

他の場所に同一経営の支所(支社・支店)があって、それらのすべてを統括している事業所のこと。本所(本社・本店)の各部門がいくつかの場所に分かれているような場合は、統計上は社長などの代表者がいる事業所を本所とし、他は支所としている。