13 統計用語辞典

わからない用語はここで、調べてみましょう!
五十音順に探せるようになっていて、関連用語をたどってみるのも楽しいと思います。

代表値(だいひょうち)

データの分布状況をとらえるための統計量を代表する値のこと。平均値・中央値・最頻値が代表値である。

地域メッシュ統計(ちいきめっしゅとうけい)

地域を緯度・経度により網の目(メッシュ)の区域に分けて,それぞれの区域に関する統計データをまとめたもの。

中央値(中位数)(ちゅうおうち(ちゅういすう))

データを大きさの順に並べて、全体のちょうど中央にくる値のこと。

例:下の五つの数字の中央値は「9」
3・5・9・15・20

抽出(標本抽出)(ちゅうしゅつ(ひょうほんちゅうしゅつ))

対象のうち一部だけを取り出すこと。

中小企業(ちゅうしょうきぎょう)

会社の資本金(会社を運営するために持っているお金)と従業員の数が、大企業にみたない企業のこと。中小企業基本法の定義によれば、以下の条件をみたした企業のこと。

  • 製造業など(物を作る会社など):資本金3億円以下か従業者数300人以下
  • 卸売業(会社や商店に商品を売る会社):資本金1億円以下か従業者数100人以下
  • 小売業(スーパーや商店など):資本金5千万円以下か従業者数50人以下
  • サービス業(理髪店・美容院や学習塾などのようにサービスを売る会社):資本金5千万円以下か従業者数100人以下

 

調査統計(ちょうさとうけい)

統計を作成することを目的として調査を実施し、その結果を統計としてまとめたもの。

通貨流通高(つうかりゅうつうだか)

日本銀行から世の中に払い出された通貨の総量のこと。日本銀行券の発行高と貨幣(いわゆる硬貨)の流通高を合計したもの。

データ

ものごとの推論の基礎となる事実のこと。また、参考となる資料や情報のこと。

デフレーション

物の値段が下がり続けること。これによって、通貨(お金)の価値が上がる。

統計地図(とうけいちず)

統計データを地図上に表したもの。

統計調査(とうけいちょうさ)

統計を作成するための調査のこと。統計調査には、全数調査と標本調査がある。

統計調査員(とうけいちょうさいん)

総務大臣、都道府県知事などから任命される非常勤の公務員として、国が行う統計調査の調査対象である世帯や事業所などに対して、調査票の配布・回収や記入の有無などの点検・確認を行う仕事をする人のこと。

統計法(とうけいほう)

昭和22年(1947年)に、官庁が作成する統計の真実性の確保、統計調査の重複除去、統計体系の整備、統計制度の改善発達を目的に制定された法律。もっぱら統計調査に関する基本を定めていたが、平成19年(2007年)5月、統計を「社会の情報基盤」ととらえる新しい視点に立って全面的に改正された。国の行政機関が作成する統計や実施する統計調査に関する基本的なルール、統計整備のための仕組みなどが定められている。

ドーナツ化現象(どーなつかげんしょう)

都市の中心部の人口が減少し、都市の周辺の地域の人口が増加する現象のこと。人口の分布を地図上に表すと中心部が空洞の「ドーナツ」のように見えることから名付けられた。

度数・度数分布表(どすう・どすうぶんぷひょう)

度数は、各階級に属するものの個数のこと。その属するデータがどのように散らばっているかを示す表のことを度数分布表という。

例:身長の階級別の度数分布表(この場合の度数は人数)

身長の階級別の度数分布表(この場合の度数は人数)