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平成9年全国物価統計調査 結果の概要〔消費者物価地域差指数〕
1 都市階級別の物価水準
(2) 費目別指数
- 「住居」の格差が大きく、「保健医療」の格差が小さい。
ア 都市階級別の物価水準を費目別にみると、「住居」は大都市が127.6と最も高く、最も低い小都市III(75.5)との格差は52.1ポイントと、費目の中で格差は最も大きくなっている。
イ 消費支出の中で最も構成比が大きい「食料」は、大都市が103.8と最も高く、町村が97.2と最も低いものの、その格差は6.6ポイントと「住居」に比べてかなり小さくなっている。
ウ 「保健医療」は、大都市と中都市IIが100.5と最も高いものの、最も低い小都市II(99.1)との格差はわずか1.4ポイントと、費目の中で最も小さくなっている。
エ 「光熱・水道」は、都市階級間の格差は5.1ポイントと小さいものの、小都市IIIが103.7と最も高くなっている。
図1-2 都市階級別指数(費目別)