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平成9年全国物価統計調査 結果の概要〔大規模店舗編〕
3 立地環境による価格差
- 幹線道路周辺(いわゆるロードサイド)の量販専門店は、駅前周辺の商店街に立地する量販専門店と比べ、主要食料品が安価になっている。
(1) 量販専門店について、立地環境の違いによる食料品の価格差をみると、幹線道路周辺に立地する店舗の価格は、駅前周辺の商店街に比べて、牛肉、鶏肉、みそ、豆腐、塩さけが20%以上低くなっている。
(2)また、キャベツなどの生鮮野菜、まぐろなどの生鮮魚介のほか、食用油、うるち米、食パン、マヨネーズ、清酒など主要な食料品の多くが10%以上低くなっている。
(3) 食料品以外では、婦人スーツ、婦人ブラウス、運動靴が20%以上低くなっている。
図3 幹線道路周辺の方が駅前周辺商店街より安価な品目(量販専門店の平均価格を比較)