グラフの種類
統計を作成するときは、必ず、「○○について知りたい!」という目的があるはずですから、得られた結果を、その目的に合わせて上手に使うことが重要です。グラフは、結果を視覚的に表す便利な道具であり、グラフをうまく使うことによって、自分の考えていることを相手に的確に伝えることができます。
自分が伝えたい目的に応じて、適切なグラフを使うことにより、説明力もぐっと高まります。ここでは、そういったグラフの種類やそれぞれの用途、注意点について見てみましょう。
グラフの種類(初級編)
絵グラフ :同形の絵を並べ、量の大小を比較する。
棒グラフ :棒の高さで、量の大小を比較する。
折れ線グラフ :量が増えているか減っているか、変化の方向をみる。
円グラフ :全体の中での構成比をみる。
帯グラフ :構成比を比較する。
ヒストグラム :データの散らばり具合をみる。
箱ひげ図 :データの散らばり具合をみる
グラフに関するQ&A
Q1 量の大小をあらわすときには、どのグラフを使えばいいですか?
A1 棒グラフを使えば、量の大小を、棒の高さであらわすことができます。
Q2 増えている、減っているといったことをあらわすには、どのグラフを使えばいいですか?
A2 折れ線グラフを使えば、線の傾きで、増減をあらわすことができます。
Q3 割合をあらわすときには、どのグラフを使えばいいですか?
A3 円グラフや帯グラフを使います。
Q4 データの散らばり具合をあらわすときには、どのグラフを使えばいいですか?
A4 ヒストグラムや箱ひげ図を使います。