14 統計調査のくわしい話

 統計調査の流れは、大きく「調査の企画や設計」、「調査の実施」、「調査結果の集計」、「調査結果の公表」の4つの段階に分かれています。

1.調査の企画や設計

 まず、調査の性格や目的に応じて調査事項、調査方法、集計内容などについての検討を行います。

 調査事項については、回答者が記入しやすいような調査票の設計などについて検討します。

 調査方法については、全数調査か標本調査か(標本調査の場合は標本数をどのくらいにするか)、郵送調査か調査員調査か、などを検討します。

「1.調査の企画や設計」をもっとくわしく知りたい人はこちらへ

2.調査の実施

 つぎに、計画したとおりに調査を行います。
 統計調査員は、所定の時期(期間)に定められた方法によって、調査対象の把握、調査票の配布・記入依頼、調査票の回収などを行い、都道府県又は市(区)町村に調査票を提出します。都道府県又は市(区)町村は、回収された調査票の記入内容に不備がないかなどを確認し、国へ提出します。

 なお、実地調査を民間事業者に委託している統計調査もあります。

「2.調査の実施」をもっとくわしく知りたい人はこちらへ

3.調査結果の集計

 提出された調査票は、コンピュータで集計し、データチェックや結果表の審査を行います。

「3.調査結果の集計」をもっとくわしく知りたい人はこちらへ

4.調査結果の公表

 調査結果の集計が終わると、結果表を分析した上で、新聞やテレビ、インターネットなどで発表します。結果の概要などの資料作成や統計表を掲載した報告書の作成も行います。

「4.調査結果の公表」をもっとくわしく知りたい人はこちらへ